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子どもがプログラミングを楽しく学ぶ方法とは?できるだけ自由にやらせよう!

公開日:2022.8.31

プログラミング教育が必修化された影響もあり、子どもの将来を見据えて早い時期からプログラミングを学ばせたいと考える親が増えています。しかし、プログラミングは初心者にとって難しい側面もあり、小さい子どもにとっては特にハードルが高く感じられることがあります。それでも、長く続けられ、しっかりとスキルを定着させるためには、何よりも子ども自身がプログラミングを楽しむことが大切です。
本記事では、子どものうちからプログラミングを始めるメリットのほか、親がサポートをするときに意識するといいポイント、プログラミングを身につけるのにおすすめの学習方法をご紹介します。

1.プログラミングとは?

プログラミングとは、コンピュータにどういった動作を求めているのか、そのアクションを指示することをいいます。たとえば、コンピュータに「グラフを自動で作ってほしい」という場合には、次のポイントを押さえて指示する必要があります。

・どんな形状のグラフがほしいのか?
・どのデータを使ってグラフを作りたいのか?
・どれくらいの大きさのグラフを作りたいのか?
・どこにグラフを表示させたいのか? など

これら一つひとつを指示することをプログラミングといいます。反対にいえば、こうした指示がなければ、コンピュータは何もできないのです。ですから、コンピュータに目的の動作をしてほしければ、その指示を与えなくてはなりません。それがプログラミングです。

1-1.プログラミングとは何か子どもに説明するには?

子どもにプログラミングの言葉の意味を説明するのであれば、身の回りにあるものを題材にして説明するのが最も理解してもらいやすいでしょう。たとえば、車や電車、信号機、家庭内であれば電気や扇風機などの家電製品、子どもが持っている玩具を使ってみてもいいかもしれません。

ここでは信号機を例に説明してみます。歩行者用の信号機には、赤と青のランプがあります。これらはそれぞれ一定の時間ごとに交代して光るようになっています。今から赤色のランプが1分間点灯したならば、次に光るのは青色のランプです。こうした動き方をするように信号機に伝えることをプログラミングといいます。

社会には、このようにプログラミングされて動いているものがたくさんあります。プログラミングを身につけると、そういったものにも気づくようになってきます。こうした観察力や洞察力のほかにも、課題発見能力や問題解決能力、論理的思考力も身につきます。

その理由は、観察から見つけ出した課題に対し、どのようにすれば解決できるのかを考える力が養われるからです。また、その解決方法についても論理的に考えて答えを見つけ出してくるため、合理的な判断力というものも培えます。

2.子どものうちからプログラミングを学んだほうがよい理由とは

子どものうちからプログラミングを学んでいると、先にご紹介したような能力が開発されるだけでなく、本人にとってさまざまなメリットをもたらしてくれます。それらは、子どもの将来を明るくしてくれるものです。ここでは、いくつかあるメリットの中でも代表的なものを3つに絞ってご紹介します。

2-1.好奇心や創造力が育つ

プログラミングには、工作やお絵描きと同じようにモノをつくる楽しさがあります。頭の柔軟な時期からプログラミングに触れることによって、自分のアイデアを形にする楽しさを純粋に体感できます。こうした経験は、子どもの持つ好奇心を刺激して、美術や図工などほかの分野にも活かせる発想力や創造力にもつながっていくはずです。発想力や創造力が身につけば、忍耐力を伴うような場面に直面しても、苦労の中に面白さを見つけ出す「場を楽しむ力」や工夫する力も養えることでしょう。こうした力は、学校の授業だけでなくその後の社会生活でも役立ちますから、ぜひ身につけておきたいものです。

そのためにも、早い時期からプログラミングを始めさせたいですね。というのも、時期が遅くなるにつれて、子どもが新しいことを始めるのに恐れや不安を感じやすくなってくるからです。子どもの発達心理では、9歳がボーダーラインとされています。9歳までは純粋な好奇心だけで取り組めるものが、9歳を過ぎると徐々に周囲と自分を比較して、自分自身を客観的に捉えられるようになってくるので、消極性が現れるようになってくるといわれています。苦手意識が芽生えてしまう前に、プログラミングに触れて楽しさを体験させておくのが理想的です。

2-2.プログラミング的思考力・問題解決能力が身につく

プログラミングを身につけると、スキルや知識だけでなく、それに付随するさまざまな能力が身につくのも大きなメリットです。プログラミングは、パソコンをはじめとしたコンピュータが相手ですから、コンピュータが理解できるような指示を与えなければ、こちらが思うようには動いてはくれません。しかし、最初からミスなく完璧なものに仕上げるのは難しいものです。指示の内容が複雑になるほど、そうしたミスはたくさん出てきます。それは実際の開発現場でも同じですから、ミスという問題を解決しながら少しずつ完成させていくことが、プログラミングでは大切です。

そのためには、目指すゴールに対して目の前の課題を分析する力、分析した情報を体系的に整理する力、解決方法を見つけ出す力が必要です。プログラミングを学ぶ過程でそうした体験を繰り返し経験しますから、自然と論理的思考力も成長していきます。また、論理的思考力の成長過程で「そもそも」を疑うという俯瞰力も養われますから、たとえば、他人と意見が食い違ったりしたときにも、相手に伝わりやすい言葉を選べるコミュニケーション能力にも良い影響を与えてくれます。

関連リンク:https://www.hallo.jp/fs/column/20230206/

2-3.将来的に役に立つ

現代では、買い物やお店の予約にはじまりスマート家電やゲームなど、身の回りにあるサービスのほとんどがインターネットを介して提供されています。こうしたサービスは、すべてプログラミングによって作られています。これらのことから考えても、現代人の生活環境はITなしには成り立たなくなってきているといえます。プログラミングを通してITの仕組みを理解できるようになると、こうしたサービスやツールに使われるのではなく、主体的に使いこなせるようになります。

ビジネスシーンでも、IT技術の発展によってAIがどんどん身近になってきており、それに伴って仕事の自動化も進んでいます。単純な仕事やルーティン化された仕事などはAIの得意分野ですから、それらの仕事はAIに置き換えられていくでしょう。つまり、それはプログラミングやIT技術を持つ人の需要が高まっていくことにもつながります。プログラミングスキルを習得できれば、将来的に安定して仕事を得られる可能性がぐんと高まるでしょう。

関連リンク:https://www.hallo.jp/fs/column/20230407/

3.親も一緒にやってみる!子どもが楽しくプログラミングを学ぶ方法

子どもが前向きにプログラミングに取り組めるかどうかは、親の応援にかかっているといっても過言ではありません。適切な支援があり、理解されることは、子どもには大きな原動力にもなるからです。そこで、ここでは子どもが積極性を持って主体的に楽しくプログラミングを学ぶためのポイントについて、3つご紹介します。

3-1.できたときにしっかり褒める

子どもにとって褒められることは、子ども自身の承認欲求が満たされるうえ、学習へのモチベーションの維持にもつながります。誰かに褒められることは、がんばっていることを認めてもらえたり、気にかけてもらえたりしていることが伝わってくるため、大人でもうれしいものです。それが子どもであればなおさらです。

プログラミングは、トライ&エラーを繰り返しながら作り上げていくことも多いもの。作業をがんばっていることだけでなく、ちょっとした気づきやアイデアについても褒めてあげると、子どもの向上心も伸びやすくなります。小さく始めて大きく育てるというイメージで、子どもをサポートしていきましょう。

3-2.イラストやおもちゃを利用する

プログラミングは、言葉で説明するよりもイラストや玩具で見せたほうが理解しやすい場合もあります。というのも、プログラミングされたものがどのように動くのか、頭の中でイメージしてもしきれないこともあるからです。そのようなときは、図を描いたり、プログラミング関連の絵本などを見せたりすると、イメージしやすくなるでしょう。また、プログラミングが学べるボードゲームやロボットなどの玩具を使うのも有効です。

イラストや玩具を利用すれば、パソコンがなくてもプログラミングの基礎知識は学べますし、勉強というよりもゲーム感覚のほうが強くなるため、子どもの関心を寄せつけやすくなるはずです。プログラミングに関する絵本や玩具は、読み書きが覚束ないような子どもでも簡単かつ直感的に理解できる構造になっているため、学びを続けやすいでしょう。

3-3.親も一緒に遊ぶ

子どもが楽しく学習を進める方法の中で一押しともいえるのが、親も一緒に学ぶことです。親は教える立場だと考えていると、なかなか思いつかないアイデアかもしれませんが、親が子どもと一緒になって学ぶことにはさまざまなメリットもあります。たとえば、壁にぶつかっているときの子どもの気持ちが理解しやすくなります。そのほかにも、子どもとアイデアを出し合ったり競い合ったりすることで、子どもの向上心が育まれやすくなるでしょう。

仕事や家事でつきっきりでは難しいというケースでは、休日だけでも肩を並べて取り組んでみるのをおすすめします。質問タイムを設けたりして、対話を通して子どもの学びをサポートしていきましょう。親は教える立場だと考えがちですが、子どもにとって一緒に考えるという体験は、親子のコミュニケーションの質を高めてくれるものにもなるはずです。

関連リンク:https://www.hallo.jp/fs/column/20220831/

4.かまい過ぎはNG?子どもにプログラミングを教えるときの注意点

子どもにプログラミングを教える際、気をつけたいのが親が子ども以上に一生懸命になりすぎることです。もちろん、親が子どもを信じて背中を押すのは時に必要です。しかし、子どものペースを考えずに熱くなりすぎてしまうと、かえって逆効果になるケースもあります。そうならないように、次のポイントを押さえて教えるようにしましょう。

4-1.必要以上に干渉しない

プログラミングは、思考錯誤を繰り返して、自分の力で問題の解決方法を探る過程がとても重要です。そうしたときに親であれ他人から間違いを指摘されても、大きな成長にはつながりません。ですから、子どもがパソコンやタブレットなどを触っているときには、親は必要以上に干渉せず、基本的には見守るようにしましょう。つい「そのやり方では失敗するよ」「他の方法があるよ」「もっと近道があるよ」などと口を出したくなってしまうかもしれませんが、間違うことも成長には必要です。先回りして手取り足取り導くのではなく、子どもが自分から声をかけてくるまでは本人に任せるようにしましょう。

それに、子どもは先回りされた途端にやる気を失ってしまうことも少なくありません。それではスキルを習得するどころではなくなってしまいます。まったく子どもに構わないのは良くありませんが、子どもから助けを求められたときに一緒に解決策を考えたり、選択肢を与えたりするといったサポートの仕方をするようにしたいものです。

4-2.子どもの気持ちを尊重する

子どもの気持ちを尊重するのもポイントです。「将来役に立つので早めにスキルを身につけさせたい」と思っても、もしどうしても子どもがプログラミングをやりたがらない場合は、諦めるしかないケースもあります。子ども向けの絵本やおもちゃも登場するなど、プログラミングを始めるためのハードルは下がってきていますが、すべての子が興味を持つとは限りません。

本人が嫌がっていることを無理にやらせるのは子どもの成長に悪影響が出やすいため、親の意思を押し付けないようにしましょう。反対に、子どもが興味を示す内容に関しては、親の想定とは多少違っていても尊重することが大切です。一見関係が薄いように見える別の入り口から、プログラミングにつながっていくケースも少なくありません。例えば、パソコンやタブレットでゲームやYouTubeを楽しむようになったことで、プログラミングに対して興味が湧く可能性もあります。あるいは、パソコンで絵を描いてみたいと思ったのをきっかけに、プログラミング学習への扉が開くかもしれません。

4-3.否定的な言葉を言わない

否定的な言葉を言わないようにもしましょう。子どもが作ったプログラミングは、大人からみると稚拙なものであることが多いでしょう。ほぼまともに動作しないケースもあるかもしれません。しかし、だからといってそれを否定していいわけではありません。プログラミングは自分のアイデアを表現した作品であり、それを否定された場合、言い方によっては心に傷を負う可能性があります。自分の作品を悪く言われて嬉しい人がいるわけはなく、それは相手が子どもであっても同じです。たった一言の言葉でも、傷が深ければそれで子どもはプログラミングをやめてしまうかもしれません。

目の前のプログラミングが完璧なものではなくても、良いところを見つけて褒めてあげましょう。あきらかに失敗だとしても、「もう1度頑張ろう」「次はうまくできるよ」といったポジティブな言葉で励ますのがコツです。プログラミングは最初から簡単にできるものではなく、試行錯誤を繰り返しながら日々上達していくものだということを親が理解しておく必要があるでしょう。

5.アプリやプログラミング教室も上手く使おう!おすすめの学習方法

プログラミングを楽しく効率よく勉強したいのであれば、アプリやプログラミング教室を検討するのも手です。最後に、プログラミングにおすすめの学習方法を2つ紹介します。

5-1.アプリを利用する

アプリは子どもに楽しくプログラミングを学ばせる有効なツールです。実際に、日本の小学校のプログラミング教材としてもアプリは使われています。プログラミングを学べるアプリは種類が豊富で、無料で使えるものも多くあります。しかも、タブレットなどがあればどこでもできるため、プログラミングの学習環境を整えやすいというメリットも魅力です。また、アプリは利用者が多く、公式コミュニティがあれば、他の人の作品を手本にすることもできます。

ただし、アプリによっては深い知識の習得までは難しいため、子どもの年齢やスキルによって使い分けていくのがポイントです。例えば、最初は簡単なパズルゲームから始め、成長に合わせて難易度の高いアプリにスムーズに移行できるようにするなど、親がサポートすることも必要です。

5-2.プログラミング教室に通う

子どもが「もっとプログラミングを学びたい」と言い出した場合や万全のサポート状況でプログラミングを学んでほしいときは、プログラミング教室に通うのがおすすめです。アプリやインターネット上の情報を活用するなど、プログラミングについてはかなりのことを自力で学べるようになっています。しかしながら、公開されている情報がすでに古くなっていたり、間違ったものであったりする可能性は否定できません。また、アプリによる独学だけでは学習が長続きしないこともあります。本格的に学習をしたいのであれば、プログラミング教室に通うことを検討してみましょう。

プログラミング教室には、プロの講師がわかりやすく教えてくれる、友達と切磋琢磨しながら学べる、といったメリットが期待できます。また、学校で習う内容を先に学べるため、学校の成績アップにもつながるでしょう。プログラミング教室によってはオンラインで学べるところもあるため、通いやすさだけでなく、何をどこまで学べるかもしっかりと見極めましょう。費用はプログラミング教室によって異なるため、料金体系も含めてあらかじめよく調べておくことが大事です。

関連リンク:https://www.hallo.jp/fs/column/20230320/

6.楽しんで学びたいならプログラミング教育 HALLOにお任せ

プログラミングは創造力や問題解決などのスキル習得にもつながり、将来役に立つ場面が多いでしょう。子どものうちは否定的な言葉を避け、いかに楽しく学ばせるかが肝心です。「プログラミング教育 HALLO」では楽しみながらコーディング力を鍛える教材を用意しております。やる気スイッチグループは多くの子どものやる気を引き出してきているからこそ、できたときにしっかりとほめる・必要以上に干渉しない・子どもの気持ちを尊重する・否定的なことを言わないなどのポイントを非常に大事にした授業運営を実施しています。一人一人のペースや個性に合わせたレッスンを提供しているので、レベルが気になる場合も気軽にお問い合わせください。

まとめ

プログラミングとは、コンピュータに希望する動きをさせるために与える指示のことです。それには、コンピュータが理解できるような指示を与える必要があります。プログラミングを学ぶということは、指示の与え方を学ぶことでもあります。とはいえ、最初から完璧なプログラミングができるわけではありません。思考錯誤を繰り返して完成させていくので、親は子どもが自分の力で乗り越えるのを見守ることが重要です。それでもつまずいてしまったときは、一緒に考えることで子どもの能力を育てていけます。しかし、親だけでサポートが難しいときは、プログラミング教室に頼ることをおすすめします。子どもの成長ペースに合わせてサポートしてくれるので、安心して見守ることができるはずです。

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