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ロボット教室で期待できる効果を紹介! 将来はロボット博士になれる?

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ロボット教室で期待できる効果を紹介! 将来はロボット博士になれる?

公開日:2022/11/22
更新日:2022/11/22

ロボット教室は、成果が目に見えてわかりにくいことから「本当に効果があるのだろうか」と疑問に思う保護者も少なくありません。長い目で見たときには将来の仕事として好影響があるかもしれませんが、今すぐに効果がわからないのは歯がゆいものです。そこで今回は、ロボット教室に通うことで期待できる効果について紹介します。

1.ロボット教室では何を習う?

ロボット教室では、市販もしくはオリジナルのロボット教材を使用して学習します。テキストに沿ってロボットを組み立て、動かしたり改造したりするのが主な学習内容です。そのため、ロボットプログラムからプログラミング的思考を身につけることが期待できます。自分が作ったロボットの発表会やコンテストを行う教室も珍しくありません。

ロボット教室ではロボットを作成するためのパーツ、ロボットを自由に動かせるようにするためにパソコンやタブレットを使用します。用意されているパーツはロボットの体になるブロック、動かすためのモーターやセンサーなどです。プログラミングを行うのは電子パーツ部分で、たとえばモーターやセンサー、LEDなどが挙げられます。ロボットという物体を動かすため、成果が直接目に見えてわかるのが良いところです。

2.ロボット教室で期待できる効果

ロボット教室に通ったからといって、すぐに学校の成績が上がったり、論理的な話ができるようになったりするわけではありません。ただ、真面目に継続することで、長い目で見たときに少しずつでも効果が出てきます。そこで、ロボット教室で期待できる効果について以下にまとめました。

2-1.論理的思考が得意になる

論理的思考とは、順序立てて物事を考えることです。原因と結果を理解し、それまでの過程を考察できるようになります。理系の科目全般において求められる能力であり、国語や英語では説明文・論説文など、論理的な文章に強くなるのが特徴です。プログラミング的思考と混同されがちですが、プログラミング的思考は論理的思考を活用した効率化をするための考え方を指します。

ロボット教室で論理的思考が得意になる理由は、ロボットを動かすためのプログラミングをする際に正確な情報を組み込む必要があるからです。「ロボットを歩かせる」という1つの動きでも「右へ〇歩動かせる」「歩くときのスピードは〇秒」「壁にぶつかったときには反対方面に進む」など、プログラミングで細かく設定しなければなりません。この作業を繰り返し行っているうちに、自然と論理的思考が育まれます。

2-2.空間認識に強くなる

ロボットを組み立て、実際に動かしてみるといったことを繰り返す活動のなかで、物体の位置や形、向き、大きさ、位置関係などを素早く正確に認識する空間認識能力が育ちます。たとえば、地図を見て目的地までの距離を考えたり、現在地から目的地までの行き方を具体的にイメージしたりするなどです。いわゆる方向音痴の人は、この空間認識能力が低いと考えられています。

ほかにも、スポーツ、運転、絵を描くときなどでも空間認識能力は重要です。たとえば、体育の授業で跳び箱をする機会がありますが、跳び箱を飛ぶためには踏み切り位置がポイントになります。踏み切り位置を把握するのも、空間認識能力によるものです。このように、目に見えないものでもイメージできる能力を育成できます。

2-3.創造力や発想力が豊かになる

ロボット教室では、創造力や発想力を育む授業が行われています。IT化がますます進む将来で他の人より抜きん出るためには、創造力も発想力も必要不可欠といっても良いでしょう。発想力は、これまでにない新たなアイデアを生み出すものです。発想力はすべての社会人にとって重要なものと考えられています。たとえば、新しい商品・サービスの開発、課題解決・業務改善の新たな施策を考案するときなどに発想力が必要です。将来的にAIの時代が来たとしても、根本的な部分は人間の発想力が欠かせません。

創造力は、新しく何かを作り出すことを指します。創造力については「4C」というレベルで考えることも可能です。4Cは、2009年にアメリカの大学の心理学教授であるジェームス・カフマン氏が提唱しました。暮らしのなかで新たな問題解決方法を実行し、さまざまな人にも価値があるものを作り出すのが「リトルC」です。これまでになかった、歴史に残りそうな新しい物やアイデアなどが「ビッグC」。体験・出来事について新たな意味の捉え方や行動をするのが「ミニC」。独創的ではないものの、専門分野として十分なレベルの新発想や行動が「プロC」です。

2-4.理数分野で才能を発揮する

ロボット制作は、工学的な素養やプログラミング的思考を身につけることができます。また、ロボット制作では力や運動などの物理的な考え方を自然に学ぶため、理数系が得意になる子どもが多いです。通常、理数系が苦手な場合、説明を聞いても理解できない、覚えてもテストが終わると忘れてしまうなどを理由に挙げている子どもが少なくありません。これはわからない部分があったときに、苦痛の部分が大きく、それ以上やる気にならないからという理由も挙げられます。

しかし、ロボット教室の場合はロボットを制作するという遊び感覚が混ざった学習内容になっているため、楽しく学ぶことも可能です。ロボットを制作する際に「せっかく作るのであればきちんと動かせるものがいい」「友だちに負けないロボットを作りたい」など、それぞれの子どもにとってポジティブな気持ちも生まれやすくなります。また、ロボット制作において試行錯誤するうちに論理的思考が身につきます。論理的思考が身につくと、物事をさまざまな視点から見て解決することも可能です。それによって理数系で重要になる記憶力や応用力も高まります。

2-5.主体性を持って行動できる

ロボット教室では、テキストを見ながら自分の力で制作するのが基本となっています。たとえば、ロボットの動きの確認や好みの状態に改造するなど、自分で考えながら制作活動を行わなければなりません。そのため、自然と自分で何をすればよいのかを考えて行動をする「主体性」を身につき、課題に取り組めるようになります。もし、自分で考えた方法で問題解決しなければ他の方法を考えて再挑戦する必要があり、試行錯誤が必要です。そうした主体性が後に自分の自信につながります。

誰かの指示に従って行動をすることは、学校でも学びます。たとえば、運動会や避難訓練などでも生徒は先生やリーダーの指示に従って行動をしなければなりません。こういった練習は集団生活では必要なものです。ただ、いずれ社会に出たときのことを考えるとそれだけでは足りません。自分で考え、行動して問題解決ができる能力は必須です。

2-6.プレゼンテーションができる

ロボットに改造を加えてオリジナル作品を作成し、発表会やコンテストを行うロボット教室もあります。その際には、どんな発想からどのような機能を盛り込んだのかについて、聞いている人が理解できるようにプレゼンテーションしなければなりません。また、プレゼンテーションを聞いている他の生徒から質問があった際に、わかりやすく説明できるように内容をまとめて話す必要があります。

実際に社会に出てプレゼンテーションをする場合は、相手に納得してもらえる内容を考えることが重要です。そのためには、必要な内容をすべて盛り込み、相手がわかりやすく、納得できるような工夫をしなければなりません。人前でロボットに関する熱意や技術をアピールする経験は、社会に出たときにも役立ちます。

3.ロボット教室の効果で将来が開ける!?

ロボット教室の効果は即効性が期待できるものではなく、長い時間をかけて大人になってから役立つことが多いです。実際、ロボット制作の経験から技術者の道に進む子どもも少なくありません。そこで、ロボット教室の効果で将来の道が開けた事例について紹介します。

3-1.進学で有利になる効果も

ロボット教室に通っていたことで理数系の科目にも強くなり、難関の高校や国立高専へ進学した事例もあります。2025年以降は共通である大学入試テストでも「情報」の問題が出題されることになりました。そのため、ロボットプログラミングの経験は役立つでしょう。また、ロボットが好きで専門学校へ進んだ場合も、大学入試のチャンスが得られるケースもあります。たとえば、日本工学院はロボット科がある専門学校ですが、東京工科大学や筑波大学などへ編入した生徒がいるなど実績もある学校です。

3-2.優秀な科学者や技術者になれる可能性がある

ロボット教室で学んだことを活かし、専門学校や大学、大学院などでもエンジニアリングに関わり続けるのであれば、将来的には科学者や技術者の道に進む可能性もあるでしょう。例として、以下の職業が挙げられます。

3-2-1.プログラマー/エンジニア

プログラミングが好きならば、プログラマーやエンジニアとしてシステム開発、ゲーム開発などに携わる仕事が向いています。また、技術を磨けば、個人でスマホアプリの開発をすることも可能です。株式会社サイバーエージェント主催のイベント「Battle Conference U30」では、11歳の小学生がエンジニアとして登場し、自分で開発したアプリやプログラミング技術についてのプレゼンテーションをした事例もあります。プログラミングの経験を積んでいくことで、若き天才プログラマーになる未来も十分にありえるでしょう。

3-2-2.工学博士

ロボット研究を続けたいという気持ちから工学部に進学し、大学院・工学研究科を修了して工学博士になる未来もあります。たとえば、東京電機大学や大阪工業大学、愛知工科大学などは、ロボット分野を学べる学部や学科がある大学です。さらに、大学教員をしながら研究を深めていき、ロボットの専門家として企業・研究機関に就職をする、自分で起業する道などもあります。IoTやAIが今後ますます社会に浸透する未来では、ロボット工学の活躍の場が広かることも期待できるでしょう。

3-2-3.ロボット開発者

工学博士にならない場合でも、ロボット開発者もしくはロボット設計技術者になることも可能です。工学系や工業系の専門学校・大学に進学してロボット工学を学び、工業ロボットメーカーや研究機関に就職する選択肢もあります。日本の産業ロボットは最先端の技術を持っており、世界的に見てもトップシェアを誇っているのが現状です。世界4強と呼ばれている産業ロボットの開発企業のうち2社が日本の地方企業となっています。また、厚生労働省が介護ロボットの開発や普及を促進しているなど、ロボットの需要は将来的にますます高まるでしょう。

4.ロボット教室に通っても効果がなかった! 何が原因?

ロボット教室に通い続け、知識とスキルを蓄積していくことでいずれ効果を感じる日が訪れます。もし、効果を感じなかった場合は、ロボット教室できちんと学べていない可能性も考えられるでしょう。ここでは、ロボット教室に通っていたにもかかわらず効果がなかったという場合の原因について紹介します。

4-1.工作が苦手で辛くなった

習い事を続けることは大切ですが、子どものやる気はムラが出てしまうことも珍しくありません。やる気のあるうちであれば、苦手なことでも頑張れますが、もともと工作が苦手な子どもの場合、授業時間のほとんどがロボット制作になるのは苦痛に感じてしまうケースもあります。大切なのはあくまでも子どもが楽しみながら学ぶことです。そのため、ロボット教室に対してやる気がなく、嫌々ながらに通っていないか、教室での様子を先生にたずねてみたり、子ども本人に聞いてみたりしましょう。

4-2.ロボット教材に飽きてしまっている

ロボット教室の教材は次々と新しいものが用意されます。ただ、ロボット教室なので、それらはすべてロボットの教材です。そのため、子どもの性格差によるものの、ロボットばかりを作ることがワンパターンと感じて飽きてしまうこともあります。途中で教室通いを辞めさせると教材費がもったいないですし、保護者側としてはせめてそのカリキュラムが終了するまで継続してもらいたいと思うかもしれません。もし、子どもが飽きている様子であれば、休会や休塾できるロボット教室もあるので、やる気を取り戻すまで一時的に休ませるのもひとつの方法です。

4-3.プログラミングをもっとやりたい

プログラミングも学べると聞いてロボット教室に入ったものの、実際にはほとんど学べないことから効果を得られなかったケースもあります。プログラミング教育があるのは、上級コースのみというロボット教室も少なくありません。つまり、上級コースに通える程度の実力がつかなければプログラミングを学べないことになります。メインとしてプログラミング学習をやりたかった子どもにとってはミスマッチですし、効果も出にくいでしょう。子どもの希望に合っているかどうかを確認するためにも、受講コースとカリキュラムの内容は事前にチェックしておく必要があります。

ロボット教室で効果がなかったらプログラミング教室がおすすめ!

ロボット教室に子どもを通わせたとしても、すぐに効果を実感できるものではありません。ロボット制作に興味を持ち、真剣に取り組み続けるほど、将来の進路に大きな影響を与えるでしょう。ただ、効果が出ない状況で通わせるのは問題もあります。たとえば、教材費がもったいないですし、子どもも苦痛に感じるでしょう。もし、プログラミング学習をメインで考えているならば、プログラミング教室を選択するのがおすすめです。 ロボット教室とプログラミング教室の違いについては下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
ロボット教室とプログラミング教室の違い|おすすめの習い事はどっち?

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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