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ロボット教室とプログラミング教室の違い|おすすめの習い事はどっち?

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ロボット教室とプログラミング教室の違い|おすすめの習い事はどっち?

公開日:2022/11/16
更新日:2022/11/16

子どもにプログラミングを習わせたいと、プログラミング教室を探している方が増えています。探しているなかで「ロボット教室でもプログラミング学習ができる」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし、ロボット教室とプログラミング教室では明確な違いがあります。「学ばせたい内容と違った」とミスマッチにならないために、事前に2つの教室の違いや教室選びのポイントを把握しておきましょう。

1.ロボット教室とプログラミング教室の特徴を比較

ロボット教室はロボット製作を行い、プログラミング教室はプログラミングを主に学習するという認識で間違いありません。一方で、ロボット製作の過程でもプログラミングを学習するなど、学習内容はなんとなく似ているのではと思う人もいるかもしれませんが、実は大きく異なります。まずは、ロボット教室とプログラミング教室の特徴を確認しておきましょう。

1-1.ロボット教室の特徴

ロボット教室では、市販またはオリジナルのロボット教材を使って学習します。一部カリキュラムによって、別の学習をすることもありますが、ほとんどがロボット製作の学習と考えて良いでしょう。学習内容は、まずブロックやモーター、センサーなどのパーツを組み立て、ロボットを製作します。その後、パソコンの横にロボットを置き、ロボットが指示通り動けるようにプログラミングします。その際に学ぶプログラミングは「ロボットプログラミング」と呼ばれるものです。ロボットプログラミングとは、名前の通りロボットを動かすためのプログラムです。

ロボット教室でもプログラミングが学べるというのは、ロボットプログラミングを指します。しかし、ロボットプログラミングは、ロボットを動かすためだけに使われるプログラミングですから、小学校でも必修となったプログラミングとは「別物」であると考えたほうがいいでしょう。

1-2.プログラミング教室の特徴

子ども向けのプログラミング教室では、ビジュアルプログラミング言語を中心にしたプログラミング学習をします。ビジュアルプログラミングとは、プログラムを書く際にコードと呼ばれるテキストを使うのではなく、命令の書かれたパネルを組み合わせてプログラミングするものです。命令の書かれたパネルが、プログラミング言語になり、それを使うと子どもでも直感的な操作でゲームやアニメーションの作成が可能になります。

最初は特別な知識も不要で、視覚的にも楽しくプログラミングを学んでいきます。そして段階を踏みながら多くのプログラミング言語に挑戦し、最終的にPythonなどの本格的なテキストプログラミング言語まで学べる教室も多いです。Pythonとは、子どもたちにも人気のYouTubeにも使われる、世界的にもメジャーなプログラミング言語です。

2.ロボット教室とプログラミング教室の違い

ロボット教室とプログラミング教室の違いを明確に理解するため、それぞれの教室での学習内容や身につけられる能力を、より具体的に見ていきましょう。どちらの教室のほうがより興味を持つか、長く続けられるかの検討材料にしてみてください。

2-1.学習内容の違い

ここでは、ロボット教室とプログラミング教室の学習内容や身につけられるスキルについて解説します。子どもがより興味を持って長く続けるためにも、どちらの教室がいいのかを見極める検討材料にしてください。

2-1-1.ロボット教室の学習内容

ロボット教室では、12カ月(1年)あるいは24カ月(2年)などの年単位のカリキュラムに沿って学習を進めていきます。ロボット教材のテキストに写真付きの手順書や図面があるので、それを見ながら手順通りにロボット教材を組み立てるのが一般的です。

最初はテキスト通りに図面や文字を読み取る作業します。自分でしっかり組み立てられる段階になれば、応用としてパーツの追加や改造作業をし始めます。時には失敗もしながら、自分オリジナルのロボットを製作します。小学生の中上級者向けコースになると、簡単なロボットプログラムを組んでロボットを動かす課題にもチャレンジできるようになります。また、他の子のアイデアや成功例、失敗例なども参考にしながらロボット製作ができます。

2-1-2.プログラミング教室の学習内容

プログラミング教室では、Scratch(スクラッチ)やMinecraft Education Edition(教育版マイクラ)のようなメジャーな教材のほか、独自開発の学習用アプリケーションを用いて、プログラミングを学びます。低年齢でもわかりやすいように、直感的にプログラミングできるビジュアルプログラミング言語を使います。子ども用の教材やアプリケーションは操作も簡単で、パソコンやタブレットでクリック(タップ)、ドラッグするだけでプログラミングが組める仕組みになっています。論理パズルやゲームをする感覚で、楽しみながらプログラム学習ができるところが特徴です。

授業形式は少人数や個別授業の指導スタイルが多いです。少人数のクラスでは他の子とアイデアを共有しながら、お互いのプログラミングの力を高め合うことができます。個別授業ではその子に合ったスタイルで学習が可能です。上達の早い子は小学生で本格的なテキストコーディングも学習できます。

2-2.ロボット教室で身につけられる能力

ロボット教室で身につけられる能力はさまざまありますが、プログラミング教室で伸ばしにくい能力を挙げてみると、空間認識能力を高められることと、物理学的思考力だと言えます。この2つの力を身につけられることがロボット教室の強みです。具体的にどのような能力なのか説明します。

2-2-1.空間認識能力

空間認識能力とは、物体がある方向や形状を正確に、かつ素早く認知する能力のことです。たとえば、地図と現実世界をリンクして考えることができる能力です。平面の教材テキストを見て、奥行きなどを考えながら立体的なロボットを作り上げていく過程で身につきます。空間認識能力は、車の運転などで距離感を的確につかむ場面や、絵や図を正確に書く際に役立つ能力です。。

2-2-2.物理学的素養

ロボットを製作して動かすなかで、速度や重量、摩擦、運動といった物理学的思考力も養われます。理科の学習を実際の物づくりで学べるのです。センサーやモーターなどの電子部品、ロボット内部の電気回路なども物理学分野に関係します。どうすればスピードが速くなるのかを考えたり、身近な機械の仕組みを考えられたりするなど、ロボット教室では物理学的素養を身につけることが可能です。

2-3.プログラミング教室で身につけられる能力

プログラミング教室では、ロボット教室で身につけにくいITスキルや数理的思考力が身につけられます。プログラミング学習ができるロボット教室でもプログラミング力は身につけられますが、より専門的なプログラミング教室のほうがスキル大きく伸ばせると言えるでしょう。

2-3-1.ITスキル

プログラミング教室では、パソコンやタブレットに触れている時間が長いため、IT機器の操作に早く慣れやすいというメリットがあります。今やIT機器がないと生活できない時代です。小さい頃からITに関する知識を身につけることは、これからの時代を生き抜く力にもなります。また、タッチタイピングの講座を持つプログラミング教室もあり、タイピングが速くなれば、将来的にテキストコーディングを始めるのもスムーズです。習熟すれば、ネットワークやコンピュータアルゴリズムなど、さらに高い次元のITスキルを学習できる教室もあります。

2-3-2.数理的思考力

プログラミングで算数や数学の問題を解いたり、統計データを扱ったりすることで、数理的思考力も養えます。条件、変数、関数などを使い、論理的かつ効率的な処理方法を考えられることも、プログラミング教室でプログラミングを学ぶことのメリットです。普段の生活のなかでも、自分の思考を整理したり、順序立てて考えたりすることも可能になります。

3.ロボット教室とプログラミング教室の共通点

ロボット教室とプログラミング教室は共通点もあります。どちらの教室でも身につけられるスキルとして挙げられるのが、プログラミング的思考、論理的思考力、創造力です。教材やアプローチ手法は違いますが、これらの能力を育むことはロボット教室、プログラミング教室ともに可能です。

3-1.プログラミング的思考が身につく

プログラミング的思考とは、問題や課題を解決する際に、物事の動作や順序を理解し、狙った通りの動作や結果が得られる方法や仕組みを考えるスキルです。プログラミング的思考ができるようになれば、目的や意図を正確に把握し、物事を合理的に考えて行動できます。

ロボット教室では、製作したロボットに目的の仕事をさせるプログラミングを学びます。プログラミング教室では、ビジュアルプログラミング言語を用いて課題を解くのがメインの学習です。その過程において、正しく順序を踏まなければ、意図した結果が得られない場合や、効率の悪い結果が導き出される場合もあります。失敗を繰り返しながらも、目的や意図した結果へ効率的にたどり着く方法を考えることでプログラミング的思考が身につくでしょう。

3-2.論理的思考力を鍛えられる

論理的思考力とは物事を論理的に、筋道を立てて考える能力のことです。論理的思考力が身につくと、目的を達成するための手順を立てて段階的に判断し、結果を導き出せます。また、段階がわかると、結果と原因、処理の過程などを考えることができます。先述したプログラミング的思考と似ていますが、論理的思考力のほうが広い意味を持ち、論理的思考のなかにプログラミング的思考が含まれると考えていいでしょう。論理的思考では目的にはたどり着くものの、それが効率的かどうかは問題としません。効率的な手順を考えるのがプログラミング的思考です。

3-3.創造力が養える

ロボットを含めた機械類も、パソコンやタブレットなどのIT機器も、人間の能力を拡張する道具です。人間の仕事を補助したり、人間の能力を超えた作業をさせたりすることができます。これらの道具を用いて「何ができたら便利か、役に立つか」を自分で考え、製作し、伝えるといった創造力は、ロボット教室とプログラミング教室のどちらでも養うことが可能です。ただロボットを作る、プログラミングを組んで課題をこなすだけでなく、自分なりの自由な発想で新しいものを生み出そうとする意識を持つと、創造力はどんどん養っていけます。

3-4.問題発見・解決能力を持った人材になれる

生活していくなかで、何が問題であるのか、問題を解決するための問題発見・解決能力はとても大切です。子どものうちに身につけておくことが社会生活をスムーズに行うための大切なポイントとも言えます。文部科学省でも、問題発見・解決能力を身につけるには、以下の過程を重視した学びの実現を図ることが重要だとしています。

  • 1.問題を見つけ出す
  • 2.問題を定義して解決の方向性を決定する
  • 3.解決方法を探す
  • 4.解決の計画を立てる
  • 5.結果を予測しながら問題解決策を実行
  • 6.振り返って次の問題発見・解決につなげる

ロボット教室やプログラミング教室の授業では、この過程とほぼ近い形で展開されています。まずはロボット製作について課題という形で問題を発見し、解決策を考えるのが最初のステップです。そして成功と失敗を繰り返しながら、問題の解決まで実行することを目的として学習が行われます。

4.ロボット教室に対するプログラミング教室の優位性は?

ロボット教室とプログラミング教室の違いや共通点を見てきましたが、どちらが優れているのか気になるところですが「子どもに合っている方を選ぶのが正解」という以外、正解はありません。モノ作りが好きな子どもであればロボット製作のできるロボット教室、ゲームや動画制作などに興味があるのであればプログラミング教室など、子どもの適性なども考えながら教室を選ぶのが適しています。しかし、どちらにも魅力を感じて選ぶのが難しいなら、プログラミング教室をおすすめします。理由は次のとおりです。

4-1.学校のプログラミング教育につながりやすい

プログラミング教室がおすすめの理由として、まず学校のプログラミング教室につながりやすい点が挙げられます。プログラミングを学ばせる目的は、学校の授業のためと考える保護者の方も多いでしょう。ロボット教室のようにロボット製作に時間を割かれないぶん、プログラミングの習熟が早いのがプログラミング教室の良さでもあります。学校によって違いはあるものの、ビジュアルプログラミング言語からテキストプログラミング言語に早く進んだほうが、中学・高校で習う高度な内容にも対応可能です。2024年からは大学入学共通テストでプログラミングの教科が導入されることが決定されています。入試対策としても、基礎を早いうちから学ばせるのがおすすめです。

たしかに、理系もしくは工業系の進路を選ぶなら、ロボット教室の学びが生かせる面もあります。とはいえ、小学生など低年齢の場合、進路までは決まっていないケースも多いため、プログラミング教室のほうが学校での学びに役立ち、汎用性も高いと言えるでしょう。

4-2.プログラミング教室のほうが費用を抑えられる

費用のことを考えると、プログラミング教室のほうにメリットがあります。ロボット教室ではロボット教材の都度購入が必要なうえ、月謝も習い事の平均からすると高めの設定となっている場合が多いです。そのため、費用が高くて続けられないと辞めてしまうケースも実際にあります。プログラミング教室でもタブレットの購入が必要な場合はあるものの、ロボットと違って用途が広く、授業以外にも使えます。一度購入すればずっと同じものを使えるのもメリットです。

どちらか迷ったらプログラミング教室から検討してみよう!

紹介してきたように、ロボット教室とプログラミング教室には違いがあります。どちらに通ったほうがいいと単純に決められるものではありません。ただし、スキルの汎用性の高さや費用面を考慮すると、まずはプログラミング教室を選ぶほうが無難とは言えるでしょう。どちらに通わせるか迷うようであれば、まずはプログラミング教室の体験授業から受けてみてはいかがでしょうか。 「プログラミング教育 HALLO」では、「やる気スイッチグループ」のメソッドを元にした個別最適レッスンやオリジナル教材「Playgram」を活用したプログラミング学習を行っています。まずは気軽にお問い合わせください。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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