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ロボット教室は人気のある習い事ってホント? 基本情報や注意点を解説!

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ロボット教室は人気のある習い事ってホント? 基本情報や注意点を解説!

公開日:2022/11/11
更新日:2022/11/11

マンガやアニメでも人気があり、現実世界でも産業用ロボットが活躍するなど、ロボットは私たちの暮らしに身近な存在と言えるでしょう。ロボットに興味を示す子どもたちも多いです。そんなロボット好きの子どもを持つ親が注目しているのが、ロボット教室。この記事では、ロボット教室の基本情報を紹介します。また、ロボット教室に向いている子どもの特徴や、通わせる際の注意点もあわせて解説します。

1.ロボット教室とは?

ロボット教室とは、文字通りロボットを作ったりロボットを意図した通りに動かしたりする活動ができる教室で、「STEM教育(ステムきょういく)」あるいは「STEAM教育(スティームきょういく)」に沿った学びができると注目を集めています。

「STEM」とは科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)の頭文字をとったもので、「STEAM」とは、それに芸術(Art)や文化、政治、経済、倫理などの広く教養と呼ばれる分野を加えたものを指します。「STEM(STEAM)教育」とは、理科、算数・数学、図工、技術、美術など、学校教育のそれぞれの教科で学んだことを、実生活や実社会での課題発見や問題解決に生かすため、科目横断的な学習を目指す教育手法です。グローバル化が進み、文系・理系といった枠にとらわれず課題を解決する力が求められている現代、文部科学省はこのような科目横断的な学習を推進していて、その一環として2020年には小学校でプログラミング教育が必修化されました。

ロボット教室では、ロボット製作を通して創造力や集中力を鍛え、論理的思考力や空間認識力を養うことができます。まさに「STEM教育(STEAM教育)」に沿った学びができ、現代社会で求められる素養を身につけられると考えられているのです。

2.ロボット教室の基本情報

ロボット教室は全国に広まりつつあり、教室ごとに特色を打ち出しています。この段落では、一般的なロボット教室の学習内容や対象年齢、授業時間と一カ月あたりの授業回数を紹介します。なお、あくまでも平均的な情報であるため、具体的な授業内容や料金などは、実際に子どもを通わせたいロボット教室で確認してください。

2-1.学習内容

ロボット教室では、市販または教室オリジナルのロボット教材を使用し、センサーやモーターを搭載したロボットを製作していきます。基本的にテキスト通りに組み立てていきますが、パーツを追加して応用的なロボット製作を行う場合もあります。なかには、ロボットプログラミングを学習して、ロボットを思い通りに動作させるカリキュラムを用意している教室もあり、授業内容はロボット教室によってさまざまです。子どもたちはロボット製作を通して失敗体験や成功体験を繰り返しながら、ロボットの動きや仕組みといったものを学んでいきます。

2-2.対象年齢

ロボット教室の対象年齢は、基本的に小学生以上です。しかし、なかには幼稚園・保育園の年長(5歳児)あたりから入会を受け付けているロボット教室もあります。低年齢でロボット教室に通い始めたとしても、指導者がサポートをするため、製作で挫折する心配はあまりないでしょう。さらに、中学生向けの上級教室を開設しているところなら、長く通わせてロボット製作に関するスキルを磨いていくことも可能です。

2-3.授業時間

ロボット教室の授業時間は、基本的に1回90分です。製作に時間がかかるため、学校の授業時間よりも長くなっています。もともとロボットが好きで、集中力のある子どもなら、時間を忘れてロボット製作に夢中になれるので、90分は物足りなく感じるでしょう。しかし、集中力がない子どもにとっては退屈で疲れてしまうかもしれません。低学年の子どもや初級者を対象としたクラスでは、50分コースを開設している教室もあります。子どもの集中力やロボットに対する興味を考えて、教室選びをすることが大切です。

2-4.授業回数

ロボット教室は、カリキュラムを年単位で組み、月2回の授業回数にしているところが多いです。1カ月に2回の授業を1年間継続し、合計24回の講座を受けるといった形式になります。月謝は教室ごとに異なるため一概には言えませんが、ほかの習い事に比べて授業1回あたりの料金は高くなる傾向があります。

3.ロボット教室に向いている子どもの特徴

ロボット教室は子どもの興味を強く引くため、子どもから「やりたい!」と言われて悩んでいる親御さんもいるかもしれません。ただ、長く続けられるか、効果が出るかといったことについては、ほかの習い事以上に子どもの適性が大きく関わります。この段落では、ロボット教室に向いている子どもの特徴を解説します。

3-1.レゴや積み木のような組み立てる玩具が好き

ロボット教室に向いているのは、ブロックや積み木などの組み立てる玩具が好きな子どもです。小学校で図工や工作が得意な子どもも向いています。小さな頃からブロック遊びや工作が好きで、一人で黙々と何かを作ろうとする子どもは、ロボット教室で生き生きと学べるでしょう。たとえば、部品の細かい違いに気づくことができる、ブロックの色合いや長さ・大きさのバランスを考えることができる、手先が器用などの特徴がある子どもはロボット教室に向いています。

親から見てロボット作りに向いている性格や才能を何かひとつ持っていることは、向いているかどうかを判断する目安になります。なかには、組み立てや工作が苦手な子どものスキルを伸ばしたいという目的で、子どもではなく親がロボット教室に通わせたいという場合もあるかもしれません。しかし、ロボット教室は1回の授業時間が長いため、途中で嫌になって通わなくなるおそれもあります。組み立て遊びや工作が苦手な子どもの場合は、親子でよく話し合って決めましょう。

3-2.乗り物や機械に興味がある

普段から車などの乗り物や機械など、人間が作った「動くモノ」に強い興味を持つ子どもは、ロボット教室を楽しめるでしょう。実際にロボットを製作し、動かしてみることで、日常的に目にしている、機械の仕組みなどの基礎を理解できるので、子どもにとって満足度が高いのです。それに、実生活の中で乗り物や機械を子どもが好きなように動かせる機会はほとんどありません。ロボットを思い通りに動かすことで、子どもが日々感じている「自分も機械を動かしてみたい」という願望をかなえることができるのです。

3-3.自分で新しい遊び方を作り出せる

玩具やゲームで遊ぶときに、決まった遊び方にとらわれず、自由な発想で楽しめる子どもはロボット教室に向いていると言えます。「決まった遊び方にとらわれない」ということは、単にルールを破るという意味ではありません。たとえば「これをやったらどうなるのだろう」「こうしてみたらおもしろそうだ」といった好奇心や発想力のある子どもを指します。ロボット教室の多くは、テキスト通りの製作を行ったあとに、応用や発展を考えさせる指導方法を取り入れています。そのため、これまでになかったことを作りだそう、試してみようという気持ちの強い子どもは、好奇心や発想力をさらに磨いていけるのです。

4.ロボット教室に通わせる時の注意点

自分の子どもがロボット教室に向いていると思っても「本当に大丈夫かな」と不安を持つ親御さんもいるかもしれません。たしかに、親御さんが子どもだった頃にはロボット教室はほとんど存在していなかったでしょう。通った経験がないので、さまざまな疑問・不安を抱くのは当然のことです。この段落では、ロボット教室に子どもを通わせる際に、親御さんが気になりそうな注意点を解説します。

4-1.教材費が高い

ロボット教室のデメリットのひとつが、教材費が高いという点です。授業1回あたりの費用が高くなることはすでに述べましたが、ロボット教室では入会金や教材費といった費用が月謝のほかに発生します。入会金については、ほかの習い事と同じ水準かもしれませんが、ロボット製作を行うため教材費が高いのです。教材費は教室によって差がありますが、高額な場合は5万円以上かかる場合もあります。もちろん、教材費は毎月発生するものではなく、カリキュラムごとに発生するのが一般的ですが、学校の成績アップや資格取得など、目に見える成果の保証がないため割高感があります。

とはいえ、ロボットを製作し、動かしてみるという体験は学校や家庭ではできません。また、独自の大会を設けているところもありますし、ロボット教室で学んだことをきっかけに、大学でロボット工学を学んだ人や産業界に進んだ人もいます。学校や家庭でできない体験や将来に役立つ経験について、親御さんがどう評価するのかもポイントになるでしょう。

4-2.ケガをする可能性がある

ロボット教室では電子部品や機械を扱うため、ケガをするリスクがないとは言えません。また、取り扱いを間違えるとロボットの部品やパーツなどが壊れてしまう場合があります。もちろん、子ども向けのロボット教材は安全面に配慮して作られていますし、指導者も扱い方の注意をしてくれます。よほど乱暴なやり方をしない限り、子どもがケガをしたり、ロボットを破損させたりするリスクは低いと考えて大丈夫です。

ただし、なかには先端がとがっているパーツや、強力なモーターを搭載するロボットもあるため、子どもの不注意でケガをしてしまう可能性もあります。ロボットを動かす活動をしているときなど、子どもが興奮して走り回ったり、ふざけたりして教材を壊してしまうケースもあるかもしれません。授業中の体調不良やケガにつながる事故に関しては、教室側が責任を負わないことを規約に明記しているロボット教室もあります。また、教材の初期不良については交換の対象となりますが、故意に無理な力を加えてパーツを破損させた場合などは無償交換の対象外で、別途修理費用や教材費がかかる場合もあります。

ロボット教室に子どもを入会させるときには、指導者の話をよく聞くように約束をすることも大切です。興奮したときに感情をコントロールする力が身についていない場合には、もう少し年齢が大きくなってから通わせることを検討してもよいかもしれません。

4-3.女の子は通いにくいと感じることも

「リケジョ(理系女子)」という言葉が流行ったように、女性エンジニアの数も増えてきています。そのため、女の子でもロボットに興味を持って教室に通ってみたいという需要はゼロではありません。しかし、ロボット教室に通っている子どものほとんどは男の子です。世の中はジェンダーフリー・ジェンダーレスに向かっているため、男女関係なく話せる女の子や、女の子の友達がいなくても気にならない性格の子どもなら問題なく通えるでしょう。しかし、女の子のグループで行動したい性格の子どもや、女の子がいないと嫌だという子どもの場合、ロボット教室には通いにくいかもしれません。

ロボット教室のなかには、グループでロボットを製作するところと、個人のブースを設けてロボットを製作するところがあります。周囲に女の子がいないと気になってしまうタイプの子どもは、グループレッスンではなく個人のブースを設けている教室を探すのもひとつの方法です。数は少ないものの、女の子だけのコースを設置しているロボット教室もあります。また、プログラミング教室になるとロボット教室よりも女の子の比率が高めです。子どもに身につけてほしい能力にもよりますが、ロボット教室ではなくプログラミング教室を検討するのもよいでしょう。

4-4.教室によって合う・合わないの差が激しい

ほかの習い事にも言えることですが、指導者と子どもとの相性の問題があります。指導方法や教材が子どもに合っていなければ、長続きできません。生徒の自主性を育てるために指導者がほとんど指導を行わず、ヒントを与えるだけというところも見られます。初心者には指導者がていねいにヒントを出すなど、教室によって指導者の教え方は違いますが、わかりやすく教えてくれないとストレスを抱えてしまう子どもいるでしょう。

また、ロボット教材の見た目が子どもの趣味に合っていないときや、組み立て方が難しいときなども、子どもがストレスを抱える原因となります。指導者になる前は技術者だったなど、人と接する経験が少なかった指導者のなかには、子どもから見たときに説明がわかりにくい、難しいという人もいるでしょう。

教室や指導者との相性を見極めるためには、体験授業を受けて子どもとの相性は問題ないか、よく確かめましょう。なかには、複数回にわたって体験授業を受けられる場合もあります。また、2回か3回で完結する初心者向けの講座を受講するのもひとつの方法です。短い講座を受けて、通わせても大丈夫と判断できるのであれば1年のカリキュラムの講座を申し込むようにすれば、子どもが長く通えるでしょう。

4-5.プログラミング重視ではない

ロボット教室の多くが「プログラミングも学べる」と宣伝していますが、親御さんが「プログラミング教育」に期待している内容とは異なるため、注意が必要です。ロボット教室の小学生向けのカリキュラムは基本的にロボット製作が中心で、その過程でロボットを制御するための「ロボットプログラミング」に触れることはあります。しかし「Scratch」のようなプログラミング言語を使って、プログラミングについて学んでいくわけではありません。

また、パソコンを使ってアニメーションやゲームを作れるのは、プログラミング教室のほうです。ロボット製作ではなく、プログラミングを中心に学んでほしいという場合には、ロボット教室は最適な選択だとは言えません。教室のなかには、プログラミング教室とロボット教室の両方を設置しているところもあるので、体験授業を通して学ぶことをしっかり確認しておきましょう。

ロボット教室は向き不向きがある! 子どもに合うか確認しよう

ロボット教室は子どもの好奇心をかきたて、独創性や発想力を養うのに適した習い事です。ただし、子どもの性格や趣向によってはロボット教室に向かない場合があります。また、プログラミング教室とは学ぶ内容や教室の雰囲気が異なります。もしも、子どもにプログラミング教育を学んでほしいと考えているのであれば、ロボット教室ではなく、プログラミング教育の体験から始めてみてはどうでしょうか。

ロボット教室とプログラミング教室の違いについては下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
ロボット教室とプログラミング教室の違い|おすすめの習い事はどっち?

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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