タイピングを速くするコツは?初心者・中~上級者別に速度アップの練習方法を紹介
更新日:2026.8.30
公開日:2025.4.18
プログラミングは楽しいけれど、コードを打つのが遅くてタイプミスも多いのが悩みという人もたくさんいます。タイピングが早くなれば、早くコードが書けるようになってさらにプログラミングが楽しくなるはずです。
今回は、プログラミングの初心者から経験者まで実践できるタイピングスピードアップのコツを解説していきます。タイピングに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
1.タイピングが速い人は、遅い人とどう違う?

カタカタとスムーズに画面を見ながら素早くタイピングしている姿は、パソコン初心者にとって憧れを持っている人もいるかもしれません。タイピングが速い人は、キーボードの位置を把握し、キーボードに目を移さなくても画面だけを見て、打ち込む文字に合わせて自然と指が動いています。これをタッチタイピングといいます。速くタイピングするには、日常的にパソコンを使い、指を速く動かす練習や、キー操作のテクニックを覚えることも重要になります。タイピングを速くするには、専用ソフトウェアやオンラインツールを駆使してスキルアップしていく方法があります。
1-1.タッチタイピングとは?
タッチタイピングとは、キーボードを見なくても指が覚えていて、その文字の位置に正確に指が動き、入力できる技術です。ピアノやギターなどの楽器を演奏する人が、キーや弦を見ないで演奏しているのと同じことです。指がキーの配置を覚えると勝手に動き出します。タッチタイピングを習得するために、まずは視線を画面に集中させ、タイピングを速度アップさせましょう。タッチタイピングで早く効率的にタイピングできるようになれば作業時間の短縮になります。
1-2.タイピングを速くするメリット
速いタイピングは「時短」と「効率化」につながります。キャリアアップや就職にも役立つのはもちろん、自分にとってタイピングのストレスが軽減されるので、身体の疲労も軽減するなど、さまざまなメリットがあります。
SNS活用時代においては、タイピングが速いとメールやLINEのやりとりでも、迅速に返事ができるようになります。アイデアをカタチにするクリエイティブワークでも、タイピングの速さは、迅速なコミュニケーションに役立ちます。
近年、小学生からプログラミング教育が必修化となり、家庭や学校でパソコンを使う場面が多くなってきました。子どもの頃からタイピングに慣れておくと、大人になってから役立つ場面は多くあります。特に今後IT化が進み、パソコンは必須のスキルになってくると考えられます。そこでタイピングが速くできることは自己肯定感を高め、コミュニケーション能力、クリエイティブな表現力などの向上にも役立ちます。
2.タイピングが上手く、速くなる基本の練習方法

タイピングが上手くなるための練習方法をご紹介します。まずはタッチタイピング習得のために、キーボードを見ずに打ちましょう。ホームポジション(下記に詳細を記載)を意識しながら、1分間で100文字打てるようになるなどの目標を決めて毎日練習してみましょう。
2-1.まずはローマ字入力を覚えよう
タイピングを速くしたいなら、まずはローマ字入力に慣れることから始めましょう。ローマ字入力が身につくと、キーを探す時間が減り、入力も少しずつスムーズになります。最初からすべて覚えようとすると負担になりやすいため、よく使う文字から少しずつ覚えていく方法がおすすめです。ローマ字表を手元に置き、入力しながら確認すると自然と覚えやすくなります。毎日少しずつ続けることで、文字とキーの位置が結び付き、タイピングの基本が身についていきます。
画像引用:イラストAC
2-2.母音のキーの位置を覚える
ローマ字入力に慣れるためには、最初に母音であるA・I・U・E・Oのキーの位置を覚えると入力しやすくなります。母音は多くの言葉で使われるため、自然と指を動かす回数も増えていきます。母音を迷わず打てるようになったら、KやS、Tなどの子音の位置も少しずつ覚えていきましょう。すべてを一度に覚える必要はありません。母音と子音を組み合わせながら練習を続けることで、指の動きも少しずつスムーズになり、入力の速さや正確さも高まっていきます。
2-3.キーボードを見ずに打ってみる
タッチタイピングと呼ばれる技法で、その習得には、まずキーボードを見ずに打ち続けますが、最初は戸惑うと思います。練習を続けることで、指が自然にキーの位置を覚え、目で見ることなく指が適切なキーをタッチできるようになります。最初からすべてを見ずに打つのは難しいので、指が迷うキーだけを見て打つようにしましょう。慣れることが最も大切ですので、まずはキーボードを見ない練習を始めてみましょう。最初はゆっくり打ち、慣れてきたら、少しずつ速度を上げていきましょう。その際、リズム感も大切です。タイピングに慣れてきたらピアノの鍵盤を叩くように、リズミカルにタイピングすることができるようになります。コツコツと練習して少しずつ速くしていきましょう。
2-4.ホームポジションを意識する
ホームポジションとは、タイピングするときに基本となる手を置く配置や、指のセッティングをいいます。FキーとJキーがキーボードの中央にありますが、そこに人差し指を置きます。その周囲に他の指を自然配置します。この位置から各指で打っていくことで効率よくタイピングができます。ピアノやギター、管楽器でも同様に、基本の指の配置をホームポジションと呼びます。さらにホームポジションを正しく覚えるためには、単語や短い文章を何度も繰り返し打つことで指に覚え込ませます。そして慣れてきた頃に、目を閉じてタイピングしてみてください。指を動かす感覚が徐々に身についてきていることが分かるでしょう。

画像引用:イラストAC
2-5.目標を決めて練習する
タッチタイピングが速くなるために、自分なりの目標を決めて練習をすることです。例えば、タイピングのスピードにフォーカスすると、「1分間で何文字を入力する、または1分間でどれくらいの単語を入力する」など、自分が確実にできる達成目標と、少し頑張ればできそうな挑戦目標を設定します。ミスを減らし、正しく文字を入力することはタイピングの基本です。キーボードの配置を覚え、指先ではなく画面を見ながらタイピングする練習をしましょう。
毎日少しずつキーボードに触れる習慣を作ることも大切です。1日に15分ほどでも続けていると、最初はぎこちなかった指の動きが徐々に慣れ、キーを探す回数も減っていきます。短い時間でも積み重ねることで、入力は少しずつスムーズになっていくでしょう。
3.タイピングをもっと速くするコツ【中~上級者向け】

タイピングの速度を上げるには、何も考えずにただキーを打っていくだけではなかなか上達しません。まずはタイピングミスを減らす練習として、3つのポイントがあります。
まず1つ目は「普段使わないキーに対しても配置を覚える」。2つ目が「文字変換のタイミングについて考察する」。そして「ショートカットキーを活用する」ことです。それぞれを詳しく見ていきましょう。
3-1.流れるようなタイピングを心がける
タイピングに慣れてきたら、一文字ずつ区切って入力するのではなく、単語全体を流れるように打つことを意識してみましょう。指の動きを止めずに入力できるようになると、スピードだけでなくリズムも安定しやすくなります。
「ぶらぶら」を入力する場合は、B、U、R、Aと左右の指を交互に動かすため、止まることなく入力できます。このように、次に使う指まで意識しながら入力すると、よりスムーズに入力できるようになります。
また、小さい「っ」を入力するときは、「xtu」や「ltu」を使う方法もあります。同じ指を続けて使わずに済む入力方法を選ぶと、指の動きが途切れにくくなります。少し意識を変えるだけでも入力しやすくなるので、自分に合った打ち方を見つけながら練習を続けてみましょう。
3-2.タイピングミスを減らす
正しくタイピングをおこなうために、集中できるような環境を整えることが重要です。机や椅子は新しく購入するなら、自分にあった高さのものを選び、既存のものを使う場合は、高さが調節できる机や椅子を選ぶようにしましょう。最初はどうしてもキーボードを見てしまいますが、ゆっくりでいいので画面を見ながらタイピングする練習をしましょう。最初は難しく感じますが、間違えても正しいキーへの打ち直しを繰り返すことで徐々にキーの配置を覚えられるようになります。オンラインでタイピングを練習できるサイトやアプリがありますので、ぜひ活用してみてください。間違いやすい癖は誰にでもあるのでので、どういうときにミスをするかを見つけ出し、ミスする箇所を徹底的に集中して練習することをおすすめします。
3-3.普段使わないキーの配置を覚える
タイピングにおいて、ほとんどの人が普段よく使うキーの配置だけを覚えています。
タイピングを上達させるためには、実は普段使わないキーの配置を覚えることも有効なのです。
キーの配置を覚えるには、練習用のオンラインソフトウエアを活用すると、どんどんスキルアップします。その他にもキーボードを見ない練習として、キーボードの配置図を画面に並べ、できるだけキーボード自体を見ないようにすることも一つの方法です。この方法で慣れてきたら配置図は外してタイピングしていきましょう。普段使わないキーのタイピングは、毎日5分でもいいので練習時間をとることで、頭にインプットされていきます。普段使わないキーの配置も覚えることで、一層タイピングが速くなり自信にもつながります。
3-4適切なタイミングで文字変換する
文字変換はタイピングのスピードに関わる要素の一つです。
適切なタイピングで文字変換をおこなうことは文字変換を待ったりきちんと変換されているか確認する時間短縮になり、入力がスムーズになります。また、入力に集中できるようになることやタイピングのリズムかつけやすくなることでミスの軽減にもつながります。
では、文字変換のタイミングはどれくらいでしたほうがいいのかというと、文節ごとに変換するのが適切です。例えば、「今日はとてもいい天気ですね」という文章を打つ場合、「今日」「天気」と細かく分けて変換していると、その分キー操作が増えてしまいます。そのため、短い文章なら「今日はとても」「いい天気ですね」と分けるか、慣れてきたら「今日はとてもいい天気ですね」と一気に入力するなど、ある程度まとまった単語で変換をすることで、変換キーを押す回数が減り、その分タイピングのスピードアップにつながります。
3-5.ショートカットキーを活用する
マウスはたしかに便利で使い勝手がいいものですが、作業をもっとスムーズに進めるために、ショートカットキーを活用しましょう。ショートカットキーは、パソコンの入力時に特定のキーを組み合わせて操作することで、操作手順を短縮でき、使いこなせば便利なものです。コピーや切り取り、貼り付けなどは、マウスを使うよりショートカットキーを覚えてしまえば、作業スピードがアップします。「スクリーンショット」もショートカットキーなら、欲しいパソコン画面がその場で保存できてとても便利です。パソコンがフリーズした際の「強制終了」もショートカットキーでできます。
【タイピング速度アップにおすすめのショートカットキー一覧】
使用するパソコンがWindowsかMacかでキーが変わってきますが、基本的にはWindowsでの「Ctrl」キーはMacの「⌘(command)」キーと同じになります。普段からよく使われるショートカットの一覧を記載します。
■ すべてを選択
・Windows:Ctrl + A
・Mac:⌘ + A
■ 切り取り
・Windows:Ctrl + X
・Mac:⌘ + X
■ コピー
・Windows:Ctrl + C
・Mac:⌘ + C
■ 貼り付け
・Windows:Ctrl + V
・Mac:⌘ + V
■ 元に戻す
・Windows:Ctrl + Z
・Mac:⌘ + Z
■ やり直し
・Windows:Ctrl + Y
・Mac:⌘ + Y
■ 文字検索
・Windows:Ctrl + F
・Mac:⌘ + F
■ 新しいファイルやウィンドウの作成
・Windows:Ctrl + N
・Mac:⌘ + N
■ ファイルを開く
・Windows:Ctrl + O
・Mac:⌘ + O
■ ファイルの保存
・Windows:Ctrl + S
・Mac:⌘ + S
■ 印刷
・Windows:Ctrl + P
・Mac:⌘ + P
ショートカットキーを使うとマウスを使うより工程が省かれるので、スムーズな作業ができるようになります。
記載したもの以外でも便利なショートカットキーの機能はあり、覚えておくと作業の時短につながります。普段、「この工程が面倒」とストレスを感じている方は、ショートカットキーを使いこなすことで、快適なパソコンライフが楽しめます。マウスが手元にない場面や、万が一使えなくなってしまった際も、ショートカットキーを使うことができれば安心です。パソコンを使う作業で早くおこなうには、キーボートとマウスを使い分けるよりも、ショートカットキーを使うことがポイントです。
3-6.専門用語はユーザー辞書に登録する
パソコンで文字入力しているときに、変換キーを押しても、入力したい単語がなかなか出ないことがあります。よく使う単語はユーザー辞書に登録しておくと、変換しやすくなるので便利です。特に、地名や人名など、変換してもすぐに出てこない単語の登録をおすすめします。任意の語句と読みを組み合わせて登録できる便利な機能なので、常用外漢字を使う苗字や名前も、事前に登録しておけばその漢字を表示できます。文字入力を効率化できる機能なので、上手く活用しましょう。ユーザー辞書登録は、タイピングスピードをアップさせるためにも便利な機能になります。登録の手間はありますが、一度登録してしまえばその先ずっと楽にタイピングができるようになるので、ぜひ活用してください。
3-7.自分に合ったキーボードを使う
キーボードは見た目が似ていても、キーの大きさや間隔、押したときの感触などが少しずつ異なります。そのため、同じ文字を入力していても、打ちやすいと感じるものは人それぞれです。選ぶときは、文章を書く機会が多いのか、数字を入力することが多いのかなど、普段の使い方を思い浮かべてみましょう。テンキーの有無やサイズ、日本語配列と英語配列の違いなども、使いやすさに関わるポイントです。もし実際に触れられる機会があれば、キーを押した感覚や指の動かしやすさも確かめてみることをおすすめします。毎日使うものだからこそ、自分の手になじむキーボードを選ぶことが、快適にタイピングを続けるきっかけになります。
【英語入力と日本語入力のどちらがおすすめか?】
タイピングを始めると、英語入力と日本語入力のどちらを使えばよいのか迷うことがあります。どちらか一方が優れているというわけではありません。学校の課題や調べ学習など、日本語を入力することが多ければ日本語入力、英語の文章を入力する機会が多いなら英語入力が使いやすいでしょう。入力方法にも違いがあります。日本語は入力した文字を漢字へ変換しますが、英語はアルファベットをそのまま入力します。そのため、英語入力のほうが入力の流れを保ちやすいと感じる人もいます。自分がよく入力する言葉や慣れている方法を選ぶことが、無理なくタイピングを続けるポイントです。タイピングの速さを重視するなら、英語入力のほうが有利と考えられています。
3-8.タイピング練習サイトやアプリを使う
今や誰もが、自宅でタイピングのスキルを習得することも可能になりました。タイピング練習に使えるサイトやアプリをいくつかご紹介します。
【Webサイト】
●プレイグラムタイピング:「基礎練習」「特訓」「腕試し」の3つの学習モードで、レベルに合わせてタイピングを練習できます。音声による読み上げやふりがな表示にも対応しているため、アルファベットをまだ覚えていない子どもでも、文字の学習から始められます。画面の案内を見ながら、正しい指使いを無理なく身につけられることも特長です。
●TypingClub:タイピングスキルを向上させるためのオンラインプラットフォームです。初心者から上級者までレベル別のタイピング練習が用意されています。インタラクティブなレッスンやゲームが多く、正確性やスピードの向上にはもってこいです。
●Keybr:タイピングのスキルに合った練習ができ、進捗状況を追跡できます。
●TypeRace:ほかのユーザーと競い合いながらタイピングの上達をはかれます。
【アプリ】
●Typing.com:さまざまな練習モードがあり、無料で使えます。
●Nitrotype:タイピング練習がゲーム感覚でできます。スピードを競うことも可能です。
関連リンク:https://www.hallo.jp/fs/column/20221202/
4.プログラミング教育 HALLOはタイピングのスキルアップもサポート

プログラミング教育 HALLOでは、一人ひとりの理解度やペースに合わせてレッスンを進めています。ゲーム感覚で楽しめる教材を使うため、プログラミングが初めてでも、楽しみながら学びを続けやすい環境です。指導で大切にしているのは、プログラミングの知識を覚えることだけではありません。自分で考え、試しながら課題を解決していく経験を積み重ねることで、これからの時代に役立つ力を育んでいきます。また、レッスンを続けるなかで、タイピングにも自然と慣れていきます。キーボード操作に慣れることで入力もスムーズになり、プログラミングにもより集中しやすくなるでしょう。
5.まとめ
タイピングスキルの向上は、さまざまなシーンで役立ちます。タイピングに慣れるためには毎日コツコツと練習する必要があり、速くキーボードを打てるようになることや、ショートカットキーを使いこなすなど効率を上げるテクニックが大事です。プログラミング教育 HALLOでは、プログラミング学習とあわせてタイピングも重視しており、基礎から段階的にスキルアップできるようサポートしています。タイピングを学習の一部として継続できる環境を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

