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タイピングは小学生から始める?練習の仕方やおすすめアプリを紹介

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タイピングは小学生から始める?練習の仕方やおすすめアプリを紹介

公開日:2022/12/02
更新日:2022/12/02

プログラミングの小学校必修化を受け、子どもにタイピングを習得させることを検討している親御さんも多いでしょう。IT系企業に限らずパソコンを使用しない企業はほとんどなく、タイピングを習得しておいて損をすることもありません。本記事ではタイピングに関して小学生から始めた方がよい理由や習得のメリット、練習時のコツなどについて解説するとともに、子どもが夢中になれる無料タイピング練習アプリも紹介します。

1.タイピングを小学生から始めた方がよい理由

まずは、タイピング技術の習得を小学生から始めた方がよい理由について考えます。タイピングはパソコンを扱うためには必須の技術です。一般的に大人よりも子どもの方が物覚えはよいため、いずれ習得するのであれば早いうちに学び始めることが望ましいといえます。

特に、小学校3年生になるとローマ字の学習が始まるため、このくらいの学年でタイピングを始めると興味関心を持ちながら楽しく取り組める可能性が高まります。何よりも抵抗感を抑えながら学べるでしょう。また、小学校3年生くらいでタイピングに慣れておけば、高学年から学習が本格化するプログラミングも取り組みやすくなるはずです。少なくとも、ローマ字入力でタイピングができない子どもと比べると、プログラミングの習得も断然早くなるのではないでしょうか。

2.タイピングが得意になると期待できるメリット

タイピングが得意になると、パソコンを使用した際の作業速度を上昇させることが可能です。タイピングにはタッチタイピングと呼ばれる技術があります。以前はブラインドタッチと呼ばれていたこのスキルを習得すると、キーボードを見ずに文字入力が可能です。モニターからキーボードへと視線を落とさずに済むため、タッチタイピングができない人と比べると倍近いスピードで作業ができるといわれています。タイピングを体へと染み込ませることで、脳はプログラミングの内容などに集中できるメリットも生まれるでしょう。

そもそも、タイピングがスムーズに行えるようになれば、パソコンへの抵抗感が減るのではないでしょうか。仕事では必須となるであろうパソコンをツールとして使いこなすことができ、自然とITへの関心も深まることが期待されます。IT業界といわれる分野のみならず、もはやITが不要な業界や職種はなくなりつつあり、今後はさらにその傾向が加速していくはずです。タイピングをはじめとしたパソコンに関わる最低限のスキルの習得は決して無駄とはなりません。タイピングを下地とし、ITの学習準備を整えておくことは有意義といえます。

将来的には、コンピューターを使用した試験(CBT)でも有利になることが期待されます。まだ実施数自体は多くはないものの、一部の英語外部検定ではすでにCBTが導入されており、今後は他の試験にも広がっていくことは確実です。タイピングの速さは回答の速さに直結するため、資格試験等でも多くのメリットが得られることは間違いありません。

3.子どもが目指すべきタイピングのスピード

子どもがタイピングの練習に取り組む際は、目標を設定してあげることも大切です。何も考えずただやるよりも、具体的な目標があった方が現在地やゴール地点が明確になり、どの程度頑張る必要があるのかもわかりやすくなります。タイピングのスピードは、小学生であれば10分間に200文字程度のローマ字入力を目指すとよいのではないでしょうか。日本語に直すとおおよそ100文字程度となりますが、まずはこれを一つの目安とすることをおすすめします。

少しハードルが高いと感じる子どもも出てくる可能性はあるものの、これは小学校6年生までに達成できればよい目標です。タイピングの練習を始めたばかりの頃にクリアしなければならないものではありません。ちなみに中学生であれば、10分間に300文字程度の入力が目標の目安となるでしょう。また、文字数だけではなく正確さも求められます。徐々にレベルを上げることで確実に上達し、やがてはタッチタイピングの技術も習得できるはずです。

4.子どもにタイピング練習させる時のコツ

子どもにタイピングの練習をさせる際は、何よりも親御さんが焦らず、さらに強要しないことが重要です。時間は1日10分程度でも問題ありません。子どもが強い興味を持ち、自ら練習する姿勢をみせたのであればそれ以上の時間を確保するのもよいでしょう。しかし、最初は覚えることも多いため、短い時間で毎日継続した方が習得も早く、抵抗感も抱かずに済むのではないでしょうか。単なる作業とならないよう、1日に長い時間やらせることは避けた方が無難です。

タイピングはローマ字入力が基本となるため、まずはローマ字をしっかりと勉強させる必要があります。学校では、ヘボン式のローマ字表記を習うはずです。しかし、タイピングでは必ずしもヘボン式に従う必要はありません。早く入力するためには、むしろヘボン式ではない方法で入力することも求められます。子どもが混乱しないように丁寧なサポートも不可欠です。また、タイピングをただやらせるだけでは飽きてしまう恐れもあるため、ゲーム感覚で遊べるタイピング練習アプリも積極的に利用しましょう。

5.タイピング練習アプリを選ぶ時のポイント

タイピング練習アプリにも、さまざまな種類が存在しています。子どもがスムーズに学び、かつ学習を継続するためには、どのような点に着目して選べばよいのでしょうか。ここでは、タイピング練習アプリを選ぶ際のポイントを3つに絞り解説します。

5-1.子どもが楽しめるかどうか

何よりも優先したいのは、子どもが楽しめるアプリであるかどうかです。難しい内容や高度な技術が求められるものが、必ずしも成長を早めるとは限りません。早く上達させたい気持ちは理解できますが、難易度が高いアプリをいきなり与えるのは避けましょう。単語や文章ではなく、一つの文字を入力するところから始められるアプリがおすすめです。また、指の使い方も徐々に覚えた方が抵抗感を抑えられるため、指単位で練習できるような簡単なものからスタートし、徐々にレベルアップしていく必要があります。

子どもが興味を持つキャラクターなどが登場するタイピング練習アプリを選ぶのもよいでしょう。実際に試してみなければ、子どもが楽しく学んでくれるかはわかりません。複数のタイピング練習アプリを使ってもらい、自発的に触ったり次のステップへと進んだりできるようなものを選ぶのも一つの方法です。クリアした時に笑顔が出るかなど、一緒に使いながら子どもを観察しアプリを選んでみてもよいのではないでしょうか。

5-2.無料で使えるかどうか

タイピング練習アプリには、無料版と有料版があります。有料版は無料版よりもクオリティが高い、多くのステージが存在しているなど充実している傾向がみられます。しかし、最初は無料版でも十分です。無料でも質の高いアプリは多くあるため、小学生がタイピングを学び始める段階としては特に問題は生じないでしょう。また、無料版であればさまざまなアプリを気軽に試せるメリットもあります。

子どもが成長したりタイピング学習にさらに強い興味を示したりすると、徐々に無料版では物足りなくなるはずです。有料版へと移行するのは、そうしたタイミングでも遅くはありません。同じアプリで無料から有料へと切り替えることで、子どもも継続的に学びやすくなるのではないでしょうか。もちろん、さらによいアプリがあれば別の有料版へと乗り換えるのもよいでしょう。子どもの成長度合いを見極めると同時に、興味関心を持つかどうか、楽しく学べるかどうかに重点を置いて選ぶことが大切です。

5-3.ダウンロードなしで使えるかどうか

アプリには専用のWebサイトにアクセスするだけで使えるものと、ダウンロードとインストールをして使えるようになるものがあります。おすすめは、Webサイトへのアクセスのみで使えるタイピング練習アプリです。ダウンロードやインストールには時間がかかるものも少なくありません。Webサイトにアクセスすることで使えるアプリはインターネット環境が整っていればすぐに利用可能です。仕様が変更されるなどしても利用者は特に手間をかけて何かする必要もないため、非常に使い勝手がよいのではないでしょうか。

また、ダウンロードせずに使えるタイピング練習アプリであれば、複数のアプリを短時間で試すことも可能です。ダウンロードしインストールするアプリは試すまでに時間がかかり、子どもの利用に適していないと判断した場合の削除にも手間がかかります。複数のアプリを並行して使いたいのであれば、Webサイトへアクセスするだけで使えるタイプのアプリを選んだ方がよいでしょう。

6.子どもが夢中になれる無料タイピング練習アプリ5選

子どもが夢中になることができ、さらに無料で利用可能なタイピング練習アプリには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、子どもにおすすめのアプリを5つ紹介します。

6-1.1.プレイグラムタイピング

「プレイグラムタイピング」の特徴の一つに、音声読み上げがあります。アルファベットをまだ学習していない幼児でも利用可能な、初心者向けのタイピング練習アプリです。学習モードは「基礎練習」「特訓」「腕試し」の3つ。「基礎練習」モードはタイピングの練習が初めての子ども向けで、指を置く位置から学べます。

ローマ字入力ができると「特訓」モードに進むとともに、苦手なキーの練習を重点的に行うことが可能です。「腕試し」モードは成績によってランクが決まるため、学ぶ意欲の向上にも役立つでしょう。見た目が可愛らしく、頑張りに応じて称号を得られるなど、子どものやる気を引き出す工夫がされている点も魅力です。完成度の高さは有料アプリにも引けを取りません。先生や保護者向けのガイドも用意されているため、教え方に迷った場合にも安心です。

6-2.2.マイタイピング

「マイタイピング」の特徴は、タイピング練習の種類の多さにあります。アニメ、忍者、アイドルなど多種多様なテーマでタイピングの練習が可能です。その総数は10万本以上。好きなテーマを無料で選択できるため、飽きずにタイピング学習を続けられるでしょう。数が多すぎて選ぶのが大変ですが、どのような子どもでも必ず好きなテーマと出会える点はマイタイピングの大きな魅力です。タイピング学習を始めたばかりであれば、かわいいヒヨコのマークが目印の「こどもタイピング」からのスタートがおすすめです。3〜6文字程度の短い単語を順番にタイピングするシンプルな内容のため、すぐに達成感も感じられます。また、マイタイピングでは自分でタイピングゲームを作ることも可能です。意欲的な子どもであれば自分で作ってみるよう促すことで、プログラミングにも興味を持ってもらいやすくなるのではないでしょうか。

6-3.3.めざせ!タイピングマスター

「めざせ!タイピングマスター」は、富士通が提供する無料のタイピング練習用アプリです。ローマ字入力だけではなく、カナ入力にも対応しています。専用のWebサイトへとアクセスするだけですぐに使えるため、始めるまでに手間もかかりません。

初心者向けの「きほんコース」と、初心者から中級者向けの「じつりょくアップコース」の2つが用意されています。「きほんコース」は、キーの配置や指の動かし方など、まさに基本から学べるコースです。「じつりょくアップコース」は、単語・短文・長文・数字と、さまざまな言葉でタイピングの練習ができます。画面のデザインは非常にシンプルで派手さはありません。しかし、基礎から中級レベルのタイピングを練習するのに適した内容となっており、使いやすさも含め非常に高いクオリティに仕上げられているアプリです。

6-4.4.寿司打

「寿司打」は、流れるお寿司の上に書かれた単語を入力していくタイピング練習アプリです。制限時間内に入力しなければお寿司が流れていってしまうため、一定以上のタイピング技術が求められます。選択する難易度によっては、大人のタイピング練習にも利用可能です。ユニークなお寿司のアニメーションや軽快なBGMが特徴であり、しかし、非常にシンプルでゲーム性が高いため、飽きずに何度でもチャレンジできるでしょう。ただ、タイピングを習い始めたばかりの子どもにとっては少々難易度が高いアプリとなっています。タイピングの基礎を学び、タッチタイピングやそれに近いことができるようになってから挑戦すると、より楽しめるはずです。

6-5.5.ココアの桃太郎たいぴんぐ

「ココアの桃太郎たいぴんぐ」は、ロールプレイングゲームの形式でタイピングが学べるアプリです。一部課金サービスとなっているものの、基本的には無料で使うことができます。ストーリーは桃太郎を参考にしているため、子どもでも理解しやすいでしょう。最初は人差し指で同じキーを押すだけで進められます。タイピングに馴染みのない小さな子どもでも楽しむことができ、徐々に実力をアップさせることが可能です。ゲームのプレイ時間を制限する機能が付いている点も特徴的です。子どもの長時間のプレイを抑えられ、目や脳の疲れなどからくるトラブルを防ぎやすい作りとなっています。

タイピングをマスターしたら次はプログラミングに挑戦しよう

タイピングはパソコン操作の基本のため、早めに習得しておきたいところです。子ども一人では続けることが難しい場合は、プログラミング教室での学習をおすすめします。タイピングとともにプログラミングも学習することで、自らプログラムを書けるようにもなるでしょう。【プログラミング教育 HALLO】であれば、プログラミングはもちろんタイピングの基礎も同時に学べます。体験授業もあるので、ぜひ一度足を運んでみてください。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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