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将来性のあるプログラミング言語とは? 子どものうちに学べるか解説!

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将来性のあるプログラミング言語とは? 子どものうちに学べるか解説!

公開日:2023/02/20
更新日:2023/02/20

2023年現在、プログラミング言語は派生語も含めて1000以上あると言われています。プログラミングスキルの重要性が増すこれからの社会では、お子さんに将来のためにプログラミングを学んでほしいという方もいらっしゃるでしょう。ですが、言語の数が多過ぎて、何を学べばいいのか分かりませんよね。この記事では、子どものうちから学習できる、将来に向けて習得しておきたい言語をピックアップして解説します。

1.将来性のあるプログラミング言語

現在普及しているプログラミング言語の中で、今後も一定の需要が見込まれる将来性のある言語を5つピックアップしました。

・Python
シンプルな構文で初心者でも学びやすい。汎用性が高く、AIやIoT分野で活用されています。
・JavaScript
ブラウザ上で動くプログラミング言語で、Web開発では非常に重宝される言語です。
・Go
Googleが開発した言語で、iPhone・Androidアプリの開発に利用されます。
・PHP
Webアプリのサーバーサイド開発で使用される言語で、Webサイト制作によく用いられます。
・Kotlin
シンプルな構文で、Androidアプリ開発での需要が高まることが見込まれています。



以下の項目で、各言語についてより詳細な解説をしていきます。

1-1.Python

Python(パイソン)は、人工知能(AI)や機械学習、IoTの分野で活用が急速に広まったプログラミング言語です。AI、IoT分野は今後も急成長することが予想されるため、Pythonは将来性が高い言語として特に注目されています。

Pythonは構文がシンプルで見やすく、コードを書く量も他の言語に比べると少ないため、プログラミング初心者にも学びやすい言語です。また、ライブラリが多くて汎用性が高く、Webのサーバーサイド開発や業務効率化のソフトウェア開発にも適するため、今後の需要も見込めます。Pythonはまさに学んでおいて損はない言語だと言えるでしょう。

1-2.JavaScript

JavaScript(ジャバスクリプト)は、ブラウザ上で動作するプログラミング言語です。

Webサイトを作成する言語はHTMLやCSSが基本ですが、JavaScriptを利用するとより豊富な表現ができます。例えば、JavaScriptを使ってブラウザ上でポップアップウィンドウを出したり、検索機能を作成したりすることが可能です。

JavaScriptは、Webサイト制作をするなら必須となります。また、汎用性が高く、企業サイトなどのフロントエンドでよく使用されています。さらに、開発環境によってはサーバーサイド側の開発もできるため、Web開発では非常に重宝される存在です。

ブラウザだけで動かせるなど使い勝手がよいのも特長のひとつでしょう。さらに現状では代替言語がないので、今後も安定した需要が見込まれます。また、JavaScriptはjQueryに代表されるライブラリが豊富で、フレームワークも充実しているので、基本を学べば多彩な機能を実装できることも魅力的です。

1-3.Go

Go(ゴー)はGoogleが2009年にリリースしたオープンソースのプログラミング言語です。別名、Go言語、Golangとも呼ばれています。

元々はGoogle社内でソフトウェア開発の生産性や拡張性を高めるために開発されている言語のため、コードがシンプルで見やすく、学習負荷が低いプログラミング初心者向けの言語と言えるでしょう。

また、並行プログラミングの実装が簡単で処理速度も速いため、Webサーバー開発やWebアプリ開発によく用いられています。さらに、Android・iPhone両方のアプリも開発できるため、汎用性の高い言語です。今後ますます需要が伸びていくことが予想されています。

1-4.PHP

PHP(ピーエイチピー)はWebサイトのサーバーサイド開発で利用されるスクリプト言語です。同じくWebアプリ開発に使われるJavaScriptはユーザーが見るWebページに影響する言語ですが、PHPはWebサーバー側でデータベースからデータを取り出してブラウザに渡す、という役割を担っています。

PHPは現在Webサイト制作で広く普及しているWordPressの開発言語でもあり、需要が高く求人数も多い言語です。さらに、PHPはその人気の高さからWeb上に情報が多く掲載されており、構文もシンプルなため、独学しやすいと言えるでしょう。一方、Webアプリ以外ではほとんど使われないという面はあるものの、Webアプリがなくならない限りPHPの需要は衰えないと予想されています。

1-5.Kotlin

Kotlin(コトリン)は2011年にリリースされた比較的新しい言語で、2017年にGoogleがAndroid開発の公式言語に採用したことで脚光を浴びました。構文や文法がシンプルなことが特徴です。

現在広く普及しているJavaと同じオブジェクト指向言語であるため、Javaとの互換性があります。一方で、コード量はKotlinのほうが短く簡潔な記述で済みます。エンジニアにはJavaの次に学ぶ言語として注目されており、初心者にとっての初めて触れる言語としても向いていると言えるでしょう。今後、KotlinはAndroidアプリの開発を中心に需要が高まっていくと予想されているため、今学習しておいて損はない言語です。

2.学んでおきたいプログラミング言語

前項でご紹介した将来性のあるプログラミング言語以外にも、一定の需要が今後も続くことが期待できる言語はあります。これからご紹介する6つの言語は、お子さんが作りたいソフトウェアやなりたい職業によっては、優先して学んでおきたいものです。

・Java
非常に汎用性が高く、OSを問わずさまざまな分野で利用されています。高い人気を誇りますが、学習難易度はやや高いと言われています。
・Swift
2014年にAppleが発表した言語で、iOS上の開発では必須とされています。
・Ruby
Webアプリのサーバーサイド開発を得意とする言語で、読みやすく勉強しやすい言語です。
・C言語
汎用性が高く、業務用アプリからスマホアプリ開発まで幅広い分野で利用されている言語です。
・TypeScript
JavaScriptの上位互換に位置づけられる言語で、JavaScriptの代替言語として注目を浴びています。
・Rust
C言語の代替言語を目指して開発されている言語で、安全性やパフォーマンスが高いとされています。



以下の項目で、それぞれの言語について詳しく解説していきます。

2-1.Java

Java(ジャバ)は各OSに対応する汎用性の高いプログラミング言語で、システム開発、Web開発、アプリケーション開発といった多くのシーンで採用されています。特に企業が使う大規模システムの開発に向いていると言われています。ちなみに、名前が似ているJavaScriptとはまったく別の言語です。

Javaはその汎用性の高さから、現状では需要が最も高い言語の1つと言えるでしょう。一方で、Javaは専門性が高く、学習が非常に難しい言語だと言われています。また、既に多くのエンジニアがJavaを習得しているため、後から参入するとなかなか追いつけないという面もあるでしょう。

シンプルで学習難易度が低いKotlinのように、既にJavaと互換性のある言語も登場しています。そのため、将来も今と同じようにJavaの需要が続くかは未知数です。

2-2.Swift

Swift(スウィフト)は2014年にAppleが開発したオープンソースのプログラミング言語で、iOSやMac向けのアプリケーション開発では必須とされています。また、Androidなど他OSのアプリも開発可能です。

現在、日本でのiPhoneシェアが大きいため、iOSアプリ開発でのSwiftの需要が高まることが予想されます。その上、新しい言語であるSwiftを習得しているプログラマー・エンジニアは現状少ないため、今から学習する価値のある言語と言えるでしょう。

シンプルな構文かつ、リアルタイムで動作確認ができるため、初心者にとって学びやすい言語です。ただし、SwiftはiOS・Macのアプリ開発で重宝されるため、Apple製品の人気動向に需要が左右されるという面は注意する必要があります。

2-3.Ruby

Ruby(ルビー)は関数型プログラミングと命令型プログラミングの調和を目指したオープンソースのプログラミング言語です。JavaやPythonのようなエラーを処理するための例外処理機構や、OSに依存しないスレッド機構を備えており、開発しやすいという面が特徴的です。その他、Ruby on Railsというフレームワークを利用すると、Webアプリ制作、ECサイト制作、業務用システムなど幅広い分野の開発を効率的に行えます。

また、日本人によって開発された言語のため、日本語のテキストやツールが豊富にあり、プログラミング初心者でも学びやすいです。インデントを利用した読みやすいコードのため、とっつきやすさもあります。

ただし、現在は世界的にも採用されている例が多いですが、求人数が落ちている傾向にあるようです。そのため、将来も変わらず需要があるかどうかは未知数です。

2-4.C言語

この項目では、C言語およびC++(シープラス)とC#(シーシャープ)に関して解説します。

C言語は1972年に開発された汎用性の高い言語です。ソースコードをコンピュータが利用しやすいコンパイラに変換して実行するコンパイラ言語であるため高速な処理が可能なのが特徴です。

習得難易度は高いですが、Pythonなどの派生言語を理解しやすくなるメリットがあります。また、現在も家電製品などの組み込みソフトウェア、OS開発に用いられており一定の需要が見込まれます。

C++はC言語にオブジェクト指向を追加したもので、C言語よりコード量が少ないことが特徴です。C++の習得にはC言語の知識が必要となり、習得難易度は高めです。さらに、C++とC言語には互換性があり、同時に使われることもあるので両方習得しておくとベターでしょう。一方で、C++はスマホアプリ、Webアプリ、業務システムの開発に使われており、習得すれば高い需要が見込めます。

C#はマイクロソフトが開発したC系言語で、C++とJavaを元に開発されました。ただし、C言語やC++との互換性はありません。C#もスマホアプリから業務システム開発まで幅広い分野で利用されており、C系言語の中では比較的学習しやすい言語です。また、総合開発環境であるVisual Studioがマイクロソフト社から提供されているので、環境構築が容易にできるのもメリットです。

2-5.TypeScript

TypeScript(タイプスクリプト)は2012年に発表されたJavaScriptの拡張言語で、2017年にGoogle社内の標準開発言語となったため脚光を浴びています。

JavaScriptは大規模開発がしにくくバグの発生も多い言語ですが、TypeScriptによってそうした問題点が改善されました。そのため、TypeScriptはJavaScriptの上位互換的なプログラミング言語であり、互換性も持っています。

現状では対応できるエンジニアがまだ少ないため、高い需要が見込めます。Googleで採用されたこともあって今後の将来性も明るい言語のため、JavaScriptを習得したらぜひ学んでおきたい言語でしょう。

2-6.Rust

Rust(ラスト)はC言語とC++の代替として開発されたオープンソースのプログラミング言語です。直接ソースコードを機械語にコンパイルするため、処理速度はC言語やC++と同程度の高速さを誇ります。一方、C言語とC++のバグを引き起こしやすい仕様を改善し、並行処理がより簡単かつ安全性も高いのが特徴です。

そのため、Rustは長らく高い需要を誇ってきたC言語とC++の代替言語としてエンジニアの注目度が高い言語です。まだRustを習得している人材は少ないため。今の内に学習しておくと将来役立つ可能性が高いでしょう。

3.小学生・中学生でも将来性のあるプログラミング言語を学べる?

この記事では将来性のあるプログラミング言語をご紹介してきましたが、その中で小学生・中学生でも学びやすい言語を取り上げます。

難易度が低めで、小・中学生でも学びやすい言語としては、PHP、JavaScript、Python、Goなどが挙げられます。ただし、易しめとはいえテキストコーディングが必要になるため、プログラミングを学ぶ前にタイピングを習得するのが望ましいです。

また、小学生の場合はまずビジュアルプログラミング言語から始めるのもおすすめです。ビジュアルプログラミング言語は、指示内容が書かれた図形やイラストを組み合わせてプログラミングを行う言語で、代表的なものはScratch(スクラッチ)などが挙げられます。文字ばかりのテキストコーディングよりも視覚的に分かりやすいため、小さなお子さんにはとっつきやすいでしょう。ビジュアルプログラミングでも一般的なプログラミングの考え方を学ぶことができるため、より深い理解を得るための早道になります。

タイピングやビジュアルプログラミング言語を習得し、いよいよ本格的なプログラミング言語を学ぶ場合、プログラミング言語を学ぶ目的に合わせてどの言語を学習するか選びましょう。例えば、Androidアプリを作ってみたければKotlin、Webサイトを作ってみたければJavaScriptなど、目的によって向いているプログラミング言語は異なります。また、将来性を重要視する場合は、その言語の求人数やシェアを調べて判断するのがおすすめです。

将来性のあるプログラミング言語を知っておこう

将来性があるPythonなどの言語は、比較的難易度が低いため小学生・中学生も習得を目指せます。ただし、独学だけでは難しいので、プログラミング教室に通って適切なカリキュラムで学習するとよいでしょう。

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執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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