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プログラミングの勉強時間は目指すレベルで違う!各言語の学習時間も解説

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プログラミングの勉強時間は目指すレベルで違う!各言語の学習時間も解説

公開日:2023/01/30
更新日:2023/01/30

プログラミング学習を始めようかと思っている人が気になるのは、習得までにどのくらいの時間がかかるのかという問題ではないでしょうか。プログラミングは簡単なものではないので、初心者や特に子どもの学習の場合は段階を踏んでしっかりと知識を身に付けていく必要があるでしょう。本記事ではプログラミングの習得にかかる時間について、目指すレベルや言語など、さまざまな観点から解説します。

1.プログラミングの習得にかかる時間は文系と理系で違う?

「プログラミング」と聞くと、「文系なので理解に時間がかかるのではないか」「理系のほうがスムーズに習得できるのではないか」などといった考えを持っている人も多くいるのではないでしょうか。プログラミング=理系と考えて、そのような発想になってしまう人もいるかもしれませんが、実際はそのようなことはありません。プログラミングでは数学的な知識よりも論理的な思考力が問われることが多いため、理系か文系かというよりも、論理的な思考で物事を捉えることができるかどうかがポイントになります。これは専攻分野の違いというよりも、人によって異なるといえるでしょう。

実際にIT業界で働いている人でも文系出身の人が数多くいることからも、理系か文系かはあまり関係ないことが分かります。そもそも習得のスピードや理解の程度は、自分に合った方法で勉強ができているか、プログラミングを学ぶ意欲によって大きく左右されます。嫌々学んでいる人は能力があったとしても習得が遅くなる可能性もあり、反対に、学習意欲が高い人は学んだことを吸収するスピードが速くなるため、上達も早くできるのです。習得スピードを早めるためには、自分に合った方法でコツコツと地道に学習を続けることが重要といえます。

2.プログラミングを習得するのにかかる目安時間

プログラミングを習得するのにかかる目安時間は、目指すレベルによっても変わります。ここからは、入門レベル、基本レベル、エンジニアレベルの3つに分けて、それぞれのレベルに到達するために必要な勉強時間について解説します。

2-1.入門レベルの場合

入門レベルとは、プログラミング初心者がプログラミングの勉強をして、基本的な文法を理解できた状態を指します。入門レベル程度の知識を身に付けるためには、200~250時間ほどかかると考えておくのがよいでしょう。1日5時間勉強をする場合は40日程度、2時間の勉強時間であれば、習得までにはその倍ほどの時間がかかるため、大体3~4カ月程度は学習時間として確保することが必要です。プログラミングに関する予備知識があるかどうかによっても、理解に要する時間は異なります。プログラミング初心者の場合はそれなりに理解に時間がかかるため、少しずつでも毎日継続して学習を進めることが大切です。

なお、自主学習以外にもプログラミング教室等で学ぶ方法もあり、その場合の学習時間は大体144~216時間程度かかるといわれています。プログラミング教室の場合はレッスン期間や回数があらかじめ提示されていることも多いため、学習の時間をなるべく短くしたい場合は短期間で学べるレッスンを選ぶとよいでしょう。もちろんプログラミングは自主学習でも学ぶことは可能ですが、初心者の場合、自分一人で学習すると途中で分からなくなって諦めてしまったり、疑問が残ったまま先に進めてしまって十分に理解できていなかったりするという可能性が考えられます。そのため、理解を深めつつ継続して学ぶためにはプログラミング教室等を利用する選択肢を考えるのもよいでしょう。

2-2.基本レベルの場合

基本レベルは、プログラミングの基本的な文法の理解など、プログラミングに関する基礎知識があり、簡単なWebサイトやアプリが自分で作成できる状態を指します。簡単な機能の設計書を作成できたり、機能の提案ができたりするレベルが基本レベルであるといえるでしょう。機能の設計書作成や提案ができるのは、あくまでもシンプルで基本レベルです。しかし、基本レベルがマスターできていれば一人前のエンジニアかというと、そうではありません。一人前のエンジニアとして認められるためには、さらに多くのスキルを要するのです。

なお、現場で使えるレベルの知識を身に付けるだけでも約1000時間はかかるほか、基本レベルの知識や技術を習得する場合に関して目安となる勉強時間は約2700時間程と言われています。この時間には自習にあてる時間に加えて1年の実務経験も含まれています。入門レベル同様、基本レベルの習得に際しても実務経験をこなしていくだけでなく、自分で学習する時間を確保するなど、地道な努力が必要になるでしょう。

2-3.エンジニアレベルの場合

エンジニアレベルとは、プログラミングの基礎知識や技術を持っていることはもちろん、自分でプログラムを作成できるレベルに達した状態です。経験期間でいえば実務経験3年以上が目安となり、プログラマーやSEとして即戦力と評される程度といえるでしょう。エンジニアレベルに達するまでを時間に換算すると、自習時間と実務経験を合わせて約2700~7000時間になります。IT業界で働いた経験がないのであれば、最低でも1年以上の実務経験が必要です。

より知識や技術の向上を考えるのであれば、独学だけではなく、基本的にはどこかの企業に入社して高みを目指すのがよいでしょう。初心者でも受け入れてくれる企業もあるため、そのようなところに入り、徐々にエンジニアレベルになれるように研鑽することが大切です。また、エンジニアレベルになるためには、複数言語を使用できることが好ましいとされます。エンジニアレベルはIT業界で働くうえでの1つの目標になりますが、企業に属さず自分で案件を受けて働きたいという場合は、このレベル以上の知識や技術を身に付けるべく、常に学習を重ね、技術を磨いていく必要があります。

3.各プログラミング言語の基本をマスターするのにかかる時間

プログラミングの学習にどのくらいの時間がかかるのかについては、どのプログラミング言語を習得するかによっても異なります。ここからは、代表的なプログラミング言語について取り上げ、その概要やそれぞれの言語の基本を習得するのにかかる時間を解説します。

3-1.Javaの場合

Javaは汎用系言語として知られるプログラミング言語で、業務システムの開発など、さまざまな分野で活用されている点が特徴です。OSに依存することなく動くほか、処理速度がかなり速い点も特筆すべきでしょう。しかし、処理速度が速くなるコンパイラ言語は、人間にとっては分かりにくい言語であるため、学習の難易度が高く、習得するまでにはほかの言語よりも時間がかかる可能性が高いです。Javaを習得するのにかかる時間は200~300時間が目安となっています。

また、フレームワークの種類が多く、中にはJavaが組めるレベルの知識を身に付けるまでに時間がかかる場合もあるでしょう。バージョンアップなどもおこなわれるため、それらの知識も習得する場合は1年以上要する場合もあります。なお、JavaScriptと呼ばれる、Webページに動作をつけるための言語もありますが、これはJavaとは別物です。この言語は難易度が低いため、習得時間は50時間ほどが目安といえるでしょう。

3-2.HTML/CSSの場合

HTMLはWebページのタイトルをはじめ、見出しや段落などの文章構造を指定するなど、Webサイトを作成する際に必要となるプログラミング言語です。一方、CSSはWebページにおけるフォントの大きさや色、レイアウトなどの装飾の指定をする際に用いられるプログラミング言語を指します。両者はセットで使用されることが多いでしょう。HTMLやCSSは他のプログラミング言語と比べると習得しやすい点が特徴で、パソコンに詳しくない人でも半年程度でマスターできると言われます。パソコンの知識がある場合は、1~2週間程度で基本を理解できる人もいるでしょう。

なお、各ブラウザによって両言語の動きは変わるので、基本知識を身に付けたあとは実践しながら学びを深めていくのがよいです。HTMLやCSSは用途が限られていることから、学習難易度は低めであり、習得しやすいというメリットがあります。しかし、その一方で条件によっては企業から採用されにくい場合もある点に注意が必要です。そのため、対応できる業務の範囲を広げるためにも、時間に余裕があればほかの言語も学習しておくとよいでしょう。

3-3.PHPの場合

PHPはオープンソースのスクリプト言語で、HTMLにテキストを埋め込む形でコーディングすることが可能です。PHPはHTMLやCSSとの関連性が深いため、PHPを習得する際は、HTMLやCSSの知識を習得していることが前提となるでしょう。そのうえでPHPを習得する場合は、早くて150時間程度の学習時間を要します。スクリプト言語の習得難易度は中間くらいであるため、場合によっては200時間以上の学習が必要になることもあるでしょう。なお、PHPはインターネットで検索すると学習のための情報が多く載っているため、プログラムを書けばすぐに実行可能である点が初心者にも優しい言語といえます。

コードの量もほかの言語と比べて少なく、ルールも覚えやすいので、はじめて学ぶ人も取り組みやすい点が魅力です。また、ローカル環境の開発がしやすいことから、独学での知識習得も目指しやすいでしょう。

3-4.Pythonの場合

PythonはPHPと同じくスクリプト言語のひとつとして知られています。Webアプリケーションや汎用システム、AI開発など、さまざまな分野で活用されている言語です。この言語を習得するためには、200~300時間程度の勉強時間が必要になるでしょう。Pythonには必要な機能が備わっていてコードもシンプルであるため、プログラミング言語の勉強がはじめての人でも理解しやすく、短期間で習得を目指せる点が特徴といえます。また、この言語を使用している人が多くいるため、インターネットやコミュニティを通じて、知りたいさまざまな情報を簡単に手に入れられる点も特筆すべきでしょう。簡単なタップゲームや数当てゲームであれば、初心者でも100時間程度で作れる可能性が高いです。

4.プログラミングの勉強で挫折しないための方法とは?

プログラミングの知識を身に付けるためには、自分に合った方法でコツコツと学習を進めていくことが大切です。また、業務で使えるレベルのプログラミング知識や技術を習得するためには1000時間かかるともいわれているため、効率よく学習することも必要でしょう。ここからは、プログラミングの勉強で挫折しないための方法として、自分に合ったレベルで学習することの大切さと、プログラミング教室に通うメリットを解説します。

4-1.自分にあったレベルで学習する

プログラミングを学習する際は、まず、自分にあったレベルから学習をはじめるとよいでしょう。やる気があったとしても高すぎる目標を設定してしまうと、目標と自分の実力の差が大きくなり、挫折したり、やる気がなくなったりする可能性が高くなるため気を付けなければなりません。また、目標が高すぎると、その分、学習時間も長くとらなければいけなくなり、計画倒れしてしまう可能性があるでしょう。プログラミング学習を進めるうえでは、自分の実力を把握し、それに見合った目標を設定して地道に努力していくことが大切です。

設定目標は達成できそうなものから立てて、それをクリアすることで成功体験を積んで自信をつけることも必要でしょう。最初は低めの目標から立てて、高い目標は学習の終盤に設定しておくことで、自分に自信をつけつつ、やる気を継続させることが可能です。

4-2.プログラミング教室に通う

プログラミング学習は自主学習でもできますが、自分で勉強時間を確保するのが難しい人もいるでしょう。数百時間以上、勉強しなくてはいけない場合もあるため、最後まで自分だけで進められるのか不安に感じる人もいるかもしれません。また、自主学習の場合、エラーが出たら自分で解決しなくてはいけないため、どこが原因なのか分からない人は解決までに長い時間を要してしまうでしょう。分からない箇所もそのままになりやすく、理解度が低くなる可能性も否めません。それらの結果、途中でプログラミング習得を諦める人も多くいるのです。

これらの問題を解決し、効率よくプログラミング学習するための方法としては、プログラミング教室に通うのがおすすめです。プログラミング教室では決められた期間で言語や目的ごとに最適化されたカリキュラムが用意されています。分からないところがある場合も、講師に質問することですぐに解決しながら学習を進めていけるため、最短での習得が期待できるでしょう。エラーが出ても、どこが悪かったのか教えてもらえるため、効率よく学習が進められます。

子どものうちからプログラムを学んで基礎固めしておくのが重要

プログラミングの習得は大人になってから始めると、基礎を身に付けるのも大変です。業務で通用するレベルを見据えると、さらに学習時間がかかるでしょう。IT系に興味があるなら子どものうちから学習を進めて、基礎知識を身につけておくのがよいです。創造性の育成なども期待できます。プログラミング教育 HALLOでは子どもが楽しく夢中になれるカリキュラムを数多く用意しているため、まずは無料体験授業をお試しください。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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