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タッチタイピングの練習方法|小学生が効率よく習得するには?

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タッチタイピングの練習方法|小学生が効率よく習得するには?

公開日:2022/12/08
更新日:2022/12/08

タッチタイピングは、コンピューター操作の中で最も基本的な技術です。小学校からプログラミング授業が必修化されたこともあり、子どものうちからタッチタイピングを習得する必要が出てきました。今回は、タッチタイピングのメリットや小学生が効率よくタイピングの技術を身につける方法を、実際に練習ができるWebサイトとともに解説します。

1.タッチタイピングとは

タッチタイピングとは、パソコン操作において手元(キーボード)を見ず、モニターに目を向けたまま文字入力を行う技術を指す言葉です。正しい方法で練習することで、比較的短期間で身につけられます。ポイントは、キーの位置を感覚的に覚えること。そのためには、手元を見ないで正しいキーを押す練習を最初に徹底し、それをある程度の期間反復しなければいけません。しかし、一度身につけると失われることの少ない技術でもあります。早いうちに学習しておく価値があるでしょう。

2.タッチタイピングを習得する必要性

タッチタイピングではなくても文字入力は可能です。自己流のタイピングでもある程度は早く打ち込めるようになるため、わざわざ練習する必要はないという意見もあるのではないでしょうか。しかし、以下の理由から早い段階での習得をおすすめします。

  • ・小学生のタイピングスピードが向上してきた
  • ・情報系の授業でアドバンテージになる
  • ・作業効率が上がり疲れにくくなる

それぞれの状況やメリットを詳しく解説していきましょう。

2-1.小学生のタイピングスピードが向上してきた

2015年の文部科学省による「情報活用能力調査」では、小学生の日本語の文字入力スピードは1分間に平均5.9文字という結果が出ています。しかし、2022年に実施された「第1回全国統一タイピングスキル調査」では、小学校5年生の文字入力スピードは1分間に49文字にまで向上。実に8倍以上です。この1分間に49文字という入力スピードは、合格基準が10分間で500文字以上の入力と定められている日本語ワープロ検定の2級に相当します。小学生のタイピングスピードの向上はめざましく、小学生とはいえ、練習をしないでいると周りに差をつけられてしまう可能性が高いでしょう。

2-2.情報系の授業でアドバンテージになる

小学校でのプログラミング授業では、タイピングの練習も行われます。しかし、早めに身につけておくことで周りよりも早く文字入力ができ、子どもの自信にもつながるでしょう。また、中学校・高校と学年が上がり情報関連の授業内での文字入力量が増えてくると、タイピング技術が課題の仕上げや提出のスピードを大きく左右することになります。文字入力に意識を向けなくてよいぶん、授業の内容も頭に入りやすくなるはずです。タッチタイピング技術の習得が、情報系の授業でアドバンテージとなることは間違いありません。

2-3.作業効率が上がり疲れにくくなる

学校の授業や課題、試験だけではなく、社会人になってからもパソコンで文字入力する機会は少なくないでしょう。タッチタイピングができれば作業効率が格段に上がります。キーボードとモニターを交互に見る必要もなくなるため、目や体の負担も少なくなるはずです。また、タッチタイピングの習得は正しく楽な姿勢での文字入力を可能とします。眼精疲労や肩こり、腰痛の予防にもつながるメリットがあります。

3.タッチタイピングの練習方法~基本編

タッチタイピングの習得に必要な基本練習を紹介します。ポイントは以下の3つです。

  • ・ホームポジションを覚える
  • ・キーボードを見ないで打つ
  • ・ローマ字入力を理解する

それぞれのポイントを詳しく解説します。

3-1.ホームポジションを覚える

キーボードの上に置く基本の手(指)の位置がホームポジションです。キーボードを見ると「F」と「J」の真ん中に小さな突起があるはずです。これに触れながら指の位置を確認しホームポジションを常に整えるよう意識します。左手は小指を「A」に、薬指を「S」に、中指を「D」に、人差し指を「F」に置くのが基本の形です。右手は人差し指を「J」に、中指を「K」に、薬指を「L」に、小指を「;」に置きます。文字入力をしながら、このホームポジションに戻るよう意識することが上達のポイントです。

3-2.キーボードを見ないで打つ

タッチタイピングは、まずは速さを追求するよりもキーボードを見ないことに重点をおいて練習するとよいでしょう。パソコンの画面から視線を落とさずにホームポジションを確認しつつ文字入力を行います。手元を見る癖をなくさなければ、タッチタイピングはいつまでも身につくことはありません。指の感覚だけでキーの正しい位置が把握できるようになれば、徐々にタイピングスピードは向上します。手元を見ないでキーボードを打つ練習をするためには、間違えて押しているキーを画面に表示する仕様のタイピングソフトの活用が有効です。

3-3.ローマ字入力を理解する

パソコンでのタイピングではカナ入力ではなく、習得が早いとされているローマ字入力が一般的です。そのためには、アルファベットやローマ字を覚える必要があります。指の動かしやすさも考慮し、母音は「う・え・い・あ・お」の順に練習するとよいでしょう。「きゃ(kya)」「きゅ(kyu)」「きょ(kyo)」のような拗音や「がっこう(gakkou)」のような促音の含まれたものの入力練習も必要です。

4.タッチタイピングの練習方法~応用編

タッチタイピングの基本を一通り習得したら、次は応用力を高めていきます。小学校高学年か中学生くらいで身につけられれば、一生役立つスキルとなるはずです。応用練習のポイントは以下の3つです。

  • ・効率のよい入力方法を習得する
  • ・さまざまなパターンの文章で練習する
  • ・少しずつスピードアップしていく

それぞれ解説していきましょう。

4-1.効率のよい入力方法を習得する

漢字の変換をスムーズに行えると、効率のよい文字入力が行えます。漢字変換は、どの文節で変換するのかがポイントです。カーソルキーを使った文節移動や、カーソルキーとShiftキーを使った文節の区切りの修正方法を覚えることで変換箇所を自由に選ぶことができ効率化が図れます。F6~F10のファンクションキーで、簡単にひらがなやカタカナ、英数字への変換も可能です。「チャンク化」と呼ばれる、頻繁に使用する表現の入力時に指を一連の流れで動かす技術を身につける練習も求められます。

4-2. さまざまなパターンの文章で練習する

単語や短文が入力できるようになったら、さまざまなパターンの文章にチャレンジし幅を広げていきましょう。日本語のみの文章だけではなく、数字や記号、英単語を含む文章などの入力練習も重要です。数字はキーボードの最上段にあり、タッチタイピングでは比較的難易度が高くなります。「!」や「?」「」(カッコ)などの記号もキーボードの端の方に位置するため正確に打つのは簡単ではありませんが、早い段階で練習しておきたいところです。Webサイトの文章、例えばニュース記事などをそのまま入力する練習方法などが入力技術の幅を広げるためには有効です。

4-3.少しずつスピードアップしていく

最初はホームポジションを意識しながら、ゆっくりでよいので正確に入力することが大切です。正確さが身についてきたら、少しずつスピードアップしていきましょう。速さよりも正確さが重要であるため、基礎が固まっていない段階で速さのみを求める練習は避けなければいけません。スピードアップを求め成長を実感するためには、タイムの計測が有効です。得点を競うタイピングゲームなどであれば、楽しみながら練習を行えます。どのような方法であっても、手元を見ないことを徹底すると成長速度を上げられるでしょう。

5.タッチタイピングが練習できるサイト10選

タッチタイピングは、定着するまで毎日練習することがとても重要です。1日10分程度で構いません。継続しやすい練習方法を見つけてあげましょう。ここでは、小学生が飽きずに続けられるタイピングの練習用Webサイトを

  • ・基本練習用
  • ・応用練習用

の2つの段階に分け、それぞれ5つずつ紹介します。

5-1.基本練習用

まずは、基本練習用のサイトです。毎日利用することでホームポジションや指の使い方、単語や簡単な文章までタッチタイピングの基礎となる練習が行えます。ここでは基本練習用サイトとして

  • ・めざせ!タイピングマスター
  • ・タイピング練習道場
  • ・A-Zタイピング
  • ・マナビジョン(タイピング練習)
  • ・タイピンガーZ

の5つを紹介します。

5-1-1.めざせ!タイピングマスター

富士通の「FMVキッズ」が提供するタイピング練習用サイトです。ホームポジションや2文字・4文字・6文字など短い言葉を中心とした基本練習から始められます。難しさによってレベル分けがされているため、毎日練習することで成長も実感しやすいでしょう。長文や数字の入力にもチャレンジでき、このサイト一つで基本的なタイピング技術の習得が可能です。

5-1-2.タイピング練習道場

ひらがなやカタカナの入力を初級・中級・上級とレベルごとに練習可能なサイトです。ホームポジションの習得後に最適なサイトとなっています。漢検や英検に対応した問題や計算問題なども用意され、さまざまなジャンルでタイピングの練習が可能です。制限時間が設けられており、また、前回の得点や自己最高得点も記録されるため、成長を実感しながらタッチタイピングの習得ができます。

5-1-3.A-Zタイピング

アルファベットを1文字ずつ入力するシンプルなタイピング練習が行えるサイトです。ホームポジションの習得後、各キーの正確な位置を覚えるのに活用できるでしょう。ミスタイプをしてしまったキーも確認できる設定が用意されています。苦手なキーが把握しやすく、タッチタイピングの精度の向上に役立ちます。

5-1-4.マナビジョン(タイピング練習)

ベネッセコーポレーションが提供する「マナビジョン」の教材です。無料でタイピングの練習ができます。タイピングの基礎練習コーナーではホームポジションの練習や、P検レベル判定付きの日本語入力練習のほか、英語入力の練習も可能です。アクセスすることですぐに使えるため、手間もかけずにタッチタイピングの練習を続けられるでしょう。

5-1-5.タイピンガーZ

ストーリー仕立てでホームポジションの習得から学ぶことが可能なサイトです。モンスターの育成などができ、子どもでも飽きずにタッチタイピングの習得ができるでしょう。タイピングコロシアムやオンライン対戦といった、タイピング練習用サイトの中でも非常に充実したコンテンツが用意されています。プログラミングの仕組みをイメージできるタイピングコンテンツもあるなど、情報系の授業に役立つ技術や知識を多く獲得できるWebサイトです。

5-2.応用練習用

応用練習用のWebサイトの多くは、タッチタイピングを習得したい大学生や社会人も利用できる本格的な作りとなっています。バラエティに富んだ長めの文章を練習したりゲーム感覚でスコアを競ったりすることも可能です。ここでは、応用練習用サイトとして

  • ・e-typing(イータイピング)
  • ・寿司打
  • ・マイタイピング
  • ・ココアの桃太郎たいぴんぐ
  • ・Typing Tube(タイピングチューブ)

の5つを紹介します。

5-2-1.e-typing(イータイピング)

会員登録数100万人を超える日本最大級のタイピング練習用Webサイトです。企業や学校向けのサービスも提供するなど、使いやすさや信頼性は申し分ありません。ビジネス、スタディ、ライフ、トラベルなどさまざまなジャンルの文章が用意されています。長期間利用しても網羅するのが難しいほどの量があり、また、バラエティに富んだ文章の練習が可能なため、大人になっても利用できるサイトとなるでしょう。

5-2-2.寿司打

回転寿司をモチーフとしたタイピング練習用ゲームです。ブラウザでできるタイピングゲームとしてはとても有名で、多くの人が遊びながら技術の習得や向上に役立てています。「3000円コース」「5000円コース」「1万円コース」が用意されており、コースごとに文字数や制限時間が異なる仕様です。タイピングに成功するとお寿司を獲得。食べた(入力した)金額がコースの金額を上回れば得をするルールとなっており、遊び心の溢れたゲーム性で楽しみながらタイピング練習を続けられます。

5-2-3.マイタイピング

好きな言葉や歌詞を入力したり自らタイピングゲームを作れたりするなど、さまざまな形でタイピングを楽しめるWebサイトです。ユーザー作成の問題も13万本以上あり、難易度や問題のジャンル、文字の種類で絞り込み検索もできます。練習を続けたくなるような興味のある分野やコンテンツと必ず出会えるでしょう。

5-2-4.ココアの桃太郎たいぴんぐ

ゲームソフトのような完成度で、ストーリーに沿ってタイピングを学べるWebサイトです。ホームポジションから本格的な文章入力まで習得可能なタイピングRPGとなっています。ゲームが好きであれば、小学生から大人まで年齢関係なく楽しみながらタイピングの練習ができるでしょう。

5-2-5.Typing Tube(タイピングチューブ)

YouTubeの動画に合わせてタイピング練習ができるサービスです。子ども向けや初心者向けの歌から、上級者向けの速いテンポの楽曲まで、好きな歌の歌詞でタイピング練習ができます。音楽が好きなら、毎日のタイピングの練習が楽しくなるのではないでしょうか。気がついたら成長している、そんな効果が期待できるWebサイトです。

タッチタイピングの練習は正しい方法で長く続けることが大切!

タッチタイピングの練習ではホームポジションや指の動かし方など基本を正しく身につけることが重要ですが、家庭学習のみでは難しい部分もあるでしょう。プログラミング教室であれば正しい方法で継続的に練習可能です。「プログラミング教育 HALLO」はホームポジションや苦手なキーを重点的に練習できる「プレイグラム タイピング」を採用しています。プログラミング学習を進めながら、小学生でも無理なくタイピングがマスターできるため、ぜひご利用ください。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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