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プログラミングを学んでよかった!
先輩たちの体験談

プログラミングを通じて得た
「やればできる」
という自信を持って東大進学、
その先へ!と進んだ理由

Hikaru Muto

武藤 熙麟

Hikaru Muto

東京大学医学部医学科所属。ロボカップジュニア2019世界大会優勝、孫正義育英財団生、未踏ジュニア採択、情報処理学会「中高生ポスターセッション」優秀賞、慶應義塾大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC)生*1、他。
家族と自身に持病があることもあり、医療とプログラミングを掛け合わせて、よりたくさんの人々を助ける仕事をしたいと考えている。

2020年度に小学校でプログラミング教育が必修化されて以来、民間プログラミング教室への期待は高まる一方です。
しかしながら保護者の中には、「早いうちからプログラミングを学ばせるメリットは?」とタイミングをはかりかねている人もいるでしょう。そんな疑問に、ロボカップ*2世界大会優勝・未踏ジュニア*3でのプロジェクト採択・現東京大学医学部医学科というすぐれた経歴を誇るプログラマー・武藤 熙麟さんが答えます。

体験授業でプログラミングと出合い、
世界大会にも出場

—現在進行形で目覚ましい活躍を遂げる武藤さんは、どんな少年時代を過ごしましたか?

武藤 熙麟さん(以下、武藤):幼い頃は自然の中で遊ぶのが好きで、木登りなども楽しみました。両親は僕の興味・関心を尊重してくれ、さまざまな機会を用意してくれました。
そんな僕がプログラミングを最初に始めたのは小学4年生の時です。ロボット体験のチラシを見た両親がすすめてくれたのがきっかけで、ロボットでサッカーをする(ボールを追いかけ、ゴールへ運ぶ)ような競技を体験し、すっかりはまってしまいました。

ロボットの動きをもっと良くするにはどうしたらいいだろうと工夫するのも楽しかったですし、プログラムの良し悪しが目に見えてわかるのも本当に面白かったです。

—11歳から19歳を対象にした、ロボカップジュニアの大会に参加されたのですよね。きっかけは何だったのですか?

武藤:それも、体験会がきっかけですね。会場にロボカップジュニアの案内が置いてあって、個人ではなくチームで申し込まなくてはいけなかったので、隣の子とペアを組んで出てみようという話になり、気軽な気持ちで参加しました。プログラミングを始めて2~3ヶ月足らず、これも小学4年生の時でした。その後もロボカップジュニアの大会には参加し続け、2018年、高校1年生の時に世界大会に初挑戦、2019年で優勝しています。

ちなみに、この年はルールの難度が上がり、更に大会初日の課題を見て1日でプログラムを大幅変更させたため、ずいぶん大変でした。食事をする時間も惜しんでプログラムし、ギリギリで予選を通過できたときは感慨深かったですね。
「もう間に合わない、無理だ」と思ったけれど、あきらめずに粘れば突破できるんだとわかった体験は今でも大きな財産になっています。
決勝戦は相手チームとの接戦でしたが、やみくもに動かず、高得点となるポイントに的を絞ったハイリスク・ハイリターンな戦略に練り上げて優勝できました。

プログラミングで得た「発想を転換する姿勢」で
東大医学部へ

—その後は未踏ジュニアでアプリ開発も経験されたそうですね。
方向転換の契機は?

武藤:実はその頃(中学生のとき)、肺炎をこじらせて入院したんです。
しかも僕には持病があり、ただでさえひとりで遠出しづらかった。それによる様々な制約と、「持病があっても、もっと自由にどんどん活動できれば…」
という問題意識が「持病が悪化しても救助につながるアプリを作りたい」というアイディアにつながりました。
これをもとに、「スマートウォッチで持病の急変を感知するアプリ」というテーマで未踏ジュニアに応募。無事に採用され、開発に入りました。

—アプリ開発となると、ロボットとはまた違ったプログラミング言語を習得する必要もあったのでは。

武藤:はい。僕がもともと知っていたのは、GUIベースのプログラミングとC言語、C++でした。しかし、アプリ開発にはJavaを知る必要がありました。
とはいえ、未踏ジュニアではメンターはじめ多くの先生方がいらっしゃるので、わからないことは質問し、技術書なども活用してアプリを作っていきました。
さらに、慶應義塾大学『グローバルサイエンスキャンパス』 *1でご指導と発表の機会をいただいて改善を重ねました。最終的には、情報処理学会や日本学生科学賞*4などで発表しました。
小学4年生のころの経験がこのように実を結ぶとは、想像もしていないことでした。
こんな風に、子どもの頃に簡単なプログラミングから始めて、中学生くらいまでに本格的なプログラミング言語をひとつでもマスターしておくと、思いもよらぬ道が拓けたり、可能性が拡がっていくのだと実感しています。

—素晴らしいご活躍です。その後は東大を受験されたわけですが、受験勉強との両立は大変だったのでは?

武藤:それまでずっとプログラミングに夢中だったので、大変でした(笑)。
受験勉強を始めたのがギリギリのタイミングだったので、時間があまりなかったんです。
でも、ロボカップの世界大会を通し、「短期間でも集中すれば必要な水準まで辿り着ける。結果は出せる」と分かっていたので、「やればできる」という自信は失わずにいられました。
言い換えると、プログラミング大会で1秒を争う中で「間に合わせるしかないんだ」と迷いを捨てて打ち込んだ経験が、受験勉強でも活きたのかなと思いますね。

—プログラミングをやっていて受験に有利だなと感じた点は?

武藤:柔軟に発想を転換する姿勢ですね。
たとえば数学の問題を解いているときに、「この解き方ではダメだ」と判断したら別の方法をすぐに試してみる。あるいは制限時間を考慮し、その問題を捨てるべきかどうか決断する。そうした分析力は、きびしい大学受験の助けになりました。
それと、プログラミングを通して、何事も論理的に考えるようになりました。
直感で選ぶのではなく、「〇〇だから、〇〇だ」と考えるくせがついたというのか。分かりやすく点数に直結する要素ではないかもしれないですが、プログラミングをやっていたからこそ身についた力であり、とても感謝しています。

子どもの興味の幅を広げるのは保護者!
ぜひ環境を用意してほしい

—武藤さんの親御さんは、武藤さんにどのように接し育んでこられたのでしょうか?

武藤:僕に限って言えば、プログラミング人生が始まったのは両親のおかげですし、それ以外のところでもやはり両親の影響は大きかったなと感じます。
子どもだけでは興味の幅は広げられません。プログラミングの体験教室に連れて行ってもらったからこそ、「こんな面白い世界があるんだ」とわかった。
つまり、きっかけを作ってくれたわけです。
子どもは好きなことであれば、いくらでも伸びると思います。その「きっかけと環境」を用意できるのは親ですので、可能な限りでいろいろなものに触れる機会を作ってあげることが大切かなと思います。

—小学校からプログラミングに触れてきた武藤さんから見て、『プログラミング教育 HALLO』(以下、HALLO)のカリキュラムはいかがでしょう?

武藤:HALLOはまさに、プログラミングの「入口」に最適な教室だと思います。
今はまだパソコンやプログラミングに興味を持っていない子どもでも、「やらされている感」なく学べるのが良いですね。とくに、ゲームが好きな子ならきっとハマるのではないでしょうか。

さらに言えば、機械学習にも使用されるプログラミング言語のPython(パイソン)を学べる点も非常にいいなと思いました。Pythonは初心者が学ぶのに最適なプログラミング言語のひとつですから、小中学生に向いていますし、アプリ開発などの高度な制作にもつなげられるのが大きな魅力です。

とくに、『Playgram(プレイグラム)』(HALLOのプログラミング教材)の「クリエイトモード」(自由創作モード)を見ていたら、僕自身も「こんなことができそう!」と発想がふくらんできました。創作が好きなお子さんなら、きっと思いっきり打ち込めるはず。ぜひいろいろなお子さんに触れてみてほしいですね。

プログラミングの知見を活かし
医学の領域でも貢献したい

—現在の武藤さんは、どのようなことに関心を持っていますか?

武藤:今はスパコン(スーパーコンピュータ)でタンパク質の構造分析を行っています。今はまだ研究者の卵を目指している段階、今後はプログラミングの知見を活かして、医学分野に貢献できるよう、全力で挑戦します。
いずれは医学とITの融合、例えばその人に最適化された正確で高度な医療を場所などの制限なく誰でも簡単に享受できることが、目標です。

—素晴らしいですね!では最後に、武藤さんからお子さん達へメッセージをお願いします。

武藤:子どものうちはいくらでも失敗できるので、少々無謀なことでもぜひ挑戦してください。プログラミングは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、少し触れてみるだけでも「意外といいぞ」と思えるかもしれません。気軽に最初の一歩を踏み出してくださいね。

*1グローバルサイエンスキャンパス(GSC)とは、科学に興味を持つ高校生のために大学の中で行っている最先端の理科系の講義や実習、研究開発に触れる機会を提供するプログラム。
*2:ロボカップとは、ロボカップ国際委員会(The RoboCup Federation)を中心に各国の委員会が運営し、ロボット工学や人工知能分野研究・技術の促進を目的とした、人工知能を利用したロボット及びそのシミュレーションによる競技大会。
*3:未踏とは、経済産業省所管の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する、”突出したIT人材の発掘と育成”を目的とし、ITを活用して世の中を変えていくような、日本の天才的なクリエータを発掘し育てるための事業。対象は25歳以下。その中の「未踏ジュニア」は独創的なアイデア、卓越した技術を持つ17歳以下の小中高生及び高専生を支援するプログラム。(https://jr.mitou.org/about)
*4:日本学生科学賞とは、1957年に中学生、高校生を対象にスタートした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクール。毎年9~10月、身の回りの小さな疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて、個人、もしくは生徒が共同で取り組んだ実験・研究・調査作品を募集している。
(https://event.yomiuri.co.jp/jssa/)

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プログラミング教育 HALLO 無料体験授業風景1
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