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子ども向けのコーディング言語とは?コーディングの種類やおすすめの言語について解説

公開日:2025.10.8

近年、幼少期からプログラミングやコーディングに触れる機会が増えてきました。学校教育においてもプログラミングの必修化が進むなか、保護者の方の中には

「どの言語から始めればよいのか」「子どもでも理解できるのか」と迷われる方も少なくありません。そこで今回は、子ども向けのコーディング言語の基礎知識や主な種類、選ぶ際のポイント、そして効果的な練習方法について、わかりやすく解説します。

1.コーディング言語とは?

コーディング言語とは、コンピューターに指示を出すための「言葉」のことです。私たちが日本語や英語で会話するのと同じように、コンピューターも決められたルールに従って命令を理解します。コーディング言語を使うと、キャラクターを動かしたり、アプリやゲームを作ったりできます。

 

1-1.コーディングとプログラミングの違い

コーディングとは、決められたプログラミング言語を使って、コンピューターへの命令を実際に書く作業のことです。一方、プログラミングは、「どのようなものを、どのようにして作るか」を考え、全体の仕組みや流れを考えて設計し、そのうえで必要なコードを書くことまでを含みます。

例えば、プログラミングは家づくりでいう「設計や計画」にあたり、コーディングはその設計図をもとに実際にレンガを積んで家を建てる作業にたとえられます。このように考えると、子どもが学ぶときには、まずコーディングから始めると内容が理解しやすくなります。

2.子ども向けのコーディング言語とは?

子ども向けのコーディング言語は、文字を大量に入力する代わりに、ブロックやイラストを組み合わせて命令を作れるのが特徴です。難しい記号や英単語を覚えなくても、ブロックをつなげるだけでキャラクターを動かしたり、ゲームを完成させたりできます。こうした工夫により、子どもでも直感的に操作でき、成功体験を積みやすいのが大きな魅力です。遊び感覚で挑戦できるため、初めてでも抵抗感が少なく、自然と論理的な考え方や問題解決力を養うことができます。

3.子ども向けのコーディング言語の種類

多くのコーディング言語があるなかで、最初にどれを学べばよいか迷うこともあります。そこで、子ども向けの代表的なコーディング言語をいくつか紹介します。それぞれ特徴や得意な分野が異なるため、「自分が何を作りたいか」に合わせて選んでみるのがおすすめです。

3-1.Scratch(スクラッチ)

Scratchは、世界中の子どもたちに人気のあるコーディング言語です。ブロックをドラッグ&ドロップでつなげるだけで、キャラクターの動きや音、背景の切り替えなどを簡単に表現できます。ゲームやアニメーションを作れるので、成果物を家族や友だちに見せる楽しさもあります。失敗してもやり直しがしやすいため、試行錯誤しながら学ぶのにぴったりです。また、世界中の作品が公開されているため、他の人のプログラムを参考にできる点も魅力です。

3-2.MOONBlock(ムーンブロック)

MOONBlockは、日本語で使えるビジュアルプログラミング言語です。Scratchのように、ブロックを組み合わせて命令を作る仕組みになっていますが、よりシンプルで扱いやすいことが特徴です。そのため、初心者や低学年の子どもでも迷うことなく使えます。また、Webブラウザ上で動作するので、特別なインストール作業が必要ありません。簡単なゲームやアニメーションを作りながら、自然にプログラミングの基礎を学べます。

3-3.VISCUIT(ビスケット)

VISCUITは、「描いた絵がそのまま動く」ことに特化した言語です。コードを書く代わりに、自分で描いた絵にどのように動くかというルールをつけて、動きを作ります。操作は直感的で、未就学児や小学校低学年でもすぐに取り組めます。遊び感覚で試行錯誤を重ねるうちに、プログラミング的思考(順序立て、条件、因果関係)が自然と身につき、同時に表現力や創造力も育ちます。作ったものがすぐ動く達成感が、学びのモチベーションを高めてくれます。

3-4.LOGO(ロゴ)

LOGOは、画面上の「タートル」と呼ばれるキャラクターに命令を出して線を描かせるプログラミング言語です。例えば「前に進む」「右に曲がる」といった命令を組み合わせることで、図形や模様を作れます。遊びながら座標や角度の感覚を養えるため、算数や図形の学習にも役立ちます。シンプルながらも論理的思考をしっかり鍛えられるのが魅力です。

3-5.CodeMonkey(コードモンキー)

CodeMonkeyは、物語を楽しみながら学べるコーディング教材です。プレイヤーはサルのキャラクターを動かし、バナナを集めるためにプログラムを書くという流れで学習を進めます。各問題をクリアするごとに、少しずつ難易度が上がっていくため、ゲームのような感覚で無理なく楽しく学べるのが大きな特徴です。また、CodeMonkeyでは実際のプログラミング言語に近い書き方も身につくため、初心者が次のレベルに進みたい場合にもぴったりの教材です。

3-6.Google Blockly(グーグルブロックリー)

Google Blocklyは、Googleが開発したビジュアルプログラミング言語です。ブロックを組み合わせて命令を作るという仕組みは、Scratchとよく似ていますが、Blocklyには作った命令を実際のプログラムコードに変換できる機能がある点が特徴です。そのため、子どもたちは楽しみながら操作を覚え、将来的に本格的なプログラミングにもつなげやすくなっています。また、小学生から中学生まで、幅広い年代の子どもが使える言語です。

4.子ども向けのコーディング言語を選ぶ際のポイント

コーディング言語にはさまざまな種類があるため、どれを学ぶべきか迷うこともあると思います。そのようなときは、次のポイントを参考にして選んでみてください。

4-1.使いやすさ(ビジュアルプログラミング)から選ぶ

1つ目のポイントは、子どもに使いやすい言語を選ぶ事です。なかでも直感的に操作できるビジュアルプログラミングが使いやすくおすすめです。ブロックを組み合わせて命令を作る仕組みなので、難しいコードを覚えなくてもプログラミングを体験できます。初心者でも視覚的に分かりやすく、試行錯誤しながら楽しく学べるため、初めてプログラミングに挑戦するお子さまでも安心して取り組めます。まずは操作が簡単なビジュアル型から始めることで、自然とプログラミングの基礎も身につきます。

4-2.年齢に応じて使い分ける

2つ目のポイントは、子どもの年齢に合わせて使い分けることです。幼児期には、文字が読めなくても絵を描いて動かすだけで学べるViscuitのような直感的な言語が適しています。小学生になると論理的思考力が発達するため、ブロックを組み合わせて複雑なプログラムを作れるScratchやBlocklyがおすすめです。段階的に年齢に合った言語を選んで徐々にステップアップしていくことで、スムーズにプログラミングスキルが身につけられます。

4-3.目的で決める

3つ目のポイントは、作りたいもの、したいことなどの目的に合わせて選ぶことです。「ゲームを作りたい」「ロボットを動かしたい」など、目的によって選ぶ言語は変わります。例えば、ゲーム作りにはScratch、ロボット操作にはBlocklyや専用の環境が適しています。学びたい目的を意識して選ぶと、達成感が高まりやすくなります。

4-4.興味のあるもので決める

最後のポイントは、子どもが「やってみたい」と思う言語を選ぶことです。例えば、アニメーションが好きならScratch、絵を描くのが好きならVISCUITといったように、子どもが普段から興味があって取り組んでいる分野から始めると楽しさが増します。楽しく続けられることが、学びを深める最大のポイントです。

5.子ども向けのコーディングの練習方法

コーディングを学ぶ際には、興味を持てるテーマを選んで取り組むことで自然と理解が深まり、継続的な学習にもつながります。興味を持てるテーマを選んで取り組むことで、自然と理解が深まり、継続的な学習にもつながります。

5-1.アニメーションやゲームを作成してみる

子どもは自分で作ったものが動くと大きな喜びを感じます。ScratchやMOONBlockなどのビジュアルプログラミングを使えば、キャラクターを自由に動かしたり、音や背景を組み合わせたりしながら、自分だけの作品を作れます。完成した作品を友達や家族に見せることで達成感も得られ、学習のモチベーションが長く続きやすくなります。

5-2.ホームページを作成してみる

ホームページ制作は、子どもが実際にインターネットに触れながら学べるよい練習方法です。HTMLやCSSといった言語を使って、文字の色や大きさを変えたり、画像を配置したりすることで、自分のアイデアを形にできます。最初はシンプルなものから、少しずつ工夫を加えるうちに「どのようにすれば見やすくなるか」を考える力も養われます。

5-3.コーディングの学習アプリを使用してみる

スマートフォンやタブレットで利用できる学習アプリは、ゲーム感覚でコーディングを練習できる点が魅力で、すきま時間の活用にもぴったりです。画面上でキャラクターを動かす課題を解きながら、順序立てて考える力や、エラーを修正する力を養えます。難易度が段階的に上がるアプリなら、自然とプログラミングへの理解も深まっていきます。

5-4.プログラミング教室に通う

独学が難しいと感じる場合は、プログラミング教室に通うのも効果的です。コーチや仲間と一緒に学ぶことで、分からないことを質問できたり、新しい発想に触れられたりします。プログラミング教育 HALLOでは、年長から中学生までを対象に、ゲーム作りを通して基礎から応用まで段階的に学べるカリキュラムを用意しています。子どもが楽しく続けられる工夫があり、自然と空間認知能力や論理的思考力も身につきます。体験授業から始められるので、初めての子どもでも安心です。

6.子どもがプログラミング・コーディングを学ぶことの重要性

プログラミングやコーディングを学ぶことは、単にコンピューターの知識を身につけるだけではありません。順序立てて考える力、問題を解決する力、失敗しても工夫しながらやり直す力など、順序立てて考える論理的思考力が養われます。これらは日常生活や将来の仕事にも役立つスキルです。また、近年はIT人材の需要が高まっており、子どものうちから慣れ親しんでおくことで将来の選択肢も広がります。

7.コーディング・プログラミングを学ぶならプログラミング教育 HALLO

プログラミング教育 HALLO は年長から中学生を対象とした教室で、楽しみながら本格的に学べる環境があります。カリキュラムは段階的に設計されており、未経験の子どもでも安心して始められるのが特長です。

授業では、まずビジュアルプログラミングを用いてキャラクターを動かしたり、簡単な作品を作ったりしながら基礎を学びます。さらに Python を使ったプログラミングに挑戦し、より高度な仕組みを理解していきます。この過程を通じて、論理的思考力や問題解決力といった、将来にも役立つ力が自然と身についていきます。

また、学んだ内容を仲間やコーチの前で披露する作品発表の機会もあり、自分の考えを整理して伝える力や達成感を得ることができます。

まず体験授業にご参加いただき、お子さまの理解度を確認したうえで、どのように学びを進めていくのが良いかをご提案します。学習の進捗は定期的にレポートし、保護者へのフィードバックも丁寧に行っているため、安心してお任せいただけます。

プログラミング教育 HALLOでの学びは、単にプログラミングの知識を身につけるだけではなく、論理的思考力や問題解決力といった将来に役立つ力を育むきっかけとなります。まずは体験授業から始めて、子ども可能性を広げてみませんか。

8.まとめ

子ども向けのコーディング言語は、遊び感覚で学べるものから本格的に取り組めるものまで幅広くあります。年齢や目的に合った言語を選び、ゲーム作りやアニメーションなど実践的な活動を取り入れることで、楽しみながらスキルが伸ばせます。独学で難しいと感じたときには、プログラミング教育 HALLO のような教室を活用することもぜひ検討してください。プログラミングは将来の学びや職業選択に役立つ力につながるため、子どものうちから楽しく触れる機会を作ってあげましょう。

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