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プログラミングの勉強時間は目指すレベルで違う!各言語毎の学習時間も解説

更新日:2025.4.28

公開日:2023.3.31

プログラミングの学習を始めようとするときに多くの人が気になるのが、習得にかかる時間ではないでしょうか。プログラミングはそう簡単にマスターできるものではありません。そのため、特に初心者は本腰を据えて取り組む必要があるでしょう。そこで、本記事ではプログラミングの習得にかかる時間を目指すレベル毎・言語毎など、さまざまな観点で解説していきます。

1.プログラミングの習得にかかる時間は文系と理系で違う?

いざプログラミングの勉強をスタートしようとする際、「私は文系だから、理解するのに時間がかかってしまうのでは?」「理系の方が習得するのには有利なのでは?」と考えてしまうのではないでしょうか。そのため、文系の人のなかにはなかなか勉強に取り掛かる気持ちになれない人もいるかもしれません。

しかし、プログラミングは「文系だから向いていない」「理系だから向いている」ということはありません。というのも、プログラミングには高度な数学的な知識よりも論理的思考のほうが重要になるケースが多いからです。文系・理系ではなく、向き不向きは人によると考えたほうが良いでしょう。そして、「文系であるか、理系であるか」ということよりも、「自分に合った方法で毎日地道に学習を続けることができるかどうか」のほうが重要になります。

2.プログラミングを独学で習得するのにかかる目安時間

プログラミングの習得にかかる時間は目指すレベルによって変わります。独学の場合と教室に通う場合などでも変わってきますが、目安として、入門レベルで200時間、基本レベルで2700時間、エンジニアレベルになると2700~7000時間が必要と言われています。あくまでも目安ですが、各レベルに達するために必要な勉強時間について解説していきます。

2-1.入門レベルの場合

入門レベルは、基礎的な文法が理解できる状態のことです。プログラミング初心者が入門レベルを習得するまでにかかる時間は、個人差が大きくて学習方法などによっても異なりますが、一般的には200時間程度と言われています。1日1時間で約8ヶ月、3時間で約3か月の計算になります。

プログラミング学習のコツは、毎日少しずつでもいいので、続けることです。独学が難しい時は、プログラミング教室を検討しましょう。プログラミングを熟知した講師の指導で効率よく勉強でき、時間短縮にもなります。一朝一夕で習得できるものではないので、焦らず明確な目標を持って学ぶことで、着実にステップアップしていけます。

2-2.基本レベルの場合

基本レベルとは、プログラミングの基本の習得はもちろんのこと、簡単なWebサイトやアプリであれば自分で作成できるといった状態になっていることです。具体的にいうと、「担当機能のテスト設計仕様書が書ける」「シンプルなものであれば、機能の提案ができる」といったスキルを持っていることも基本レベルの条件です。基本レベルに達するためには、2700時間程度の勉強時間が必要になります。ただし、この勉強時間は自習時間だけでなく、実務経験1年間も合わせたものとなります。

なかには、「そこまでできるスキルがあれば、もはや基本レベルではない。一人前のエンジニアといえるのでは?」と思われる人もいるかもしれません。しかし、一人前のエンジニアに求められるスキルはさらに多く、現場で使えるレベルの知識を習得するだけでも1000時間程度必要になります。

2-3.エンジニアレベルの場合

エンジニアレベルとはプログラマやSEとして、現場で即戦力として働くことができるレベルです。IT業界への就・転職もできるレベルといえるでしょう。エンジニアレベルに達するのは、実務経験3年以上が目安です。また、このレベルに達するまでの勉強時間は2700~7000時間程度になります。かなり高度になるため、IT業界で働いたことがない人の場合、最低でも1年以上の実務経験が必要と考えたほうがよいでしょう。つまり、エンジニアレベルに達するためには独学だけでは難しいのです。エンジニアレベルのスキルは、基本的には会社で働きながら勉強することになります。

将来、エンジニアレベルを目指すのであれば、使用できる言語は1つだけでは不十分です。複数の言語を使用できるようになっておきましょう。エンジニアレベルに達することは、IT業界で働くうえでの1つの目標といえます。このレベルになった時点で満足する人も多いでしょう。しかし、なかには会社勤めにとどまらず、フリーランスとして独立したり、起業して自分の会社を設立したりしたい人もいるでしょう。そのためには、さらに研鑽を重ねなくてはなりません。

3.各プログラミング言語を独学で習得するのにかかる時間

プログラミングの勉強にかかる時間は習得したい言語によって違いがあります。そこで、次から代表的なプログラミング言語をいくつかピックアップして、それぞれの基本をマスターするのにかかる時間について解説していきましょう。

3-1.Javaの場合

Javaとは、さまざまな業務システムで採用されている汎用系の言語です。Javaのメリットとしては、OSに頼らず動き、処理するスピードが早いことがあげられます。機械にとってJavaは理解しやすい言語なのです。ただし、人間にとって理解しにくいコンパイラ言語です。そのため、Javaの習得は難易度が高めです。他の言語よりも比較的習得に時間がかかると考えたほうがよいでしょう。

Javaの基本を身につけるために必要な時間は最低でも200~300時間程度と言われています。コード量も多めです。さらに、Javaはフレームワークの種類が多く、バージョンアップなども実施されます。そのため、それらの知識も勉強するのであれば、習得には1年以上はかかると考えたほうがよいでしょう。ちなみに、JavaScript というJavaと似たような名前の言語があります。こちらはWebページに動作をつけるもので、Javaとは別物です。JavaScript の場合はJavaと比べると比較的容易で、50時間程度の勉強時間でマスターできると言われています。

3-2.HTML/CSSの場合

HTMLとは、文章構造などを決めるための言語です。例えば、この言語を使えば「Webページのタイトル」「見出し」「段落」などを指定することができます。HTML は多くの場合、CSSとセットで使われます。HTMLがWebページの文章構造を指定する役目であるのに対して、CSSはそれらの装飾を指定することが役目です。

HTML/CSSを身につけるためには、半年程度の勉強時間が必要になります。事前にパソコンの知識がある人の場合、1~2週間程度とかなり早く基本を身につけられる場合もあります。習得のポイントは、基本さえ押さえれば、あとはひたすら現場で実践するのみです。というのも、各ブラウザによってHTMLやCSSの動きが異なるからです。

HTML/CSSの場合は習得したとしても、用途が限られています。そのため、難易度は低いといえるでしょう。習得しやすいという点ではメリットですが、その反面、条件によってはなかなか求人が見つからないこともあります。勉強時間を多めに取れるのであれば、他の言語も習得しておいたほうが就・転職に有利に働きます。

3-3.PHPの場合

PHPはオープンソースのスクリプト言語です。HTMLにテキストを埋め込む形でコーディングしていきます。PHPはHTMLに関連の強い言語です。そのため、PHPを習得する前に必ずHTML/CSSの知識を習得しておくようにしましょう。PHPを身につけるのにかかる時間は、早い人で150時間程度です。PHPは言語のなかでも中間ぐらいの難易度のため、200時間以上かかるケースもあります。PHPを勉強する際のメリットは、インターネット上に学習のための情報が多く掲載されていることです。また、プログラムを書きさえすれば、すぐに実行することができます。コード量も他の言語と比較すると少ないため、初心者にも身につけやすいといえるでしょう。そのうえ、ローカル環境の開発がしやすいのもメリットです。独学でも十分習得できる言語といえるでしょう。

3-4.Pythonの場合

Pythonは、シンプルで読みやすいコードが特徴のプログラミング言語です。文法が直感的で初心者でも学びやすく、Webアプリケーション開発やデータ分析、AI開発などのさまざまな分野で活用されています。
基本的な操作を習得するには、200~300時間程度の学習が必要とされ、実務レベルまで習得するにはそこからさらに300時間程度が必要といわれています。

Pythonは人気のあるプログラミング言語なので、インターネット上には勉強に役立つ情報があふれています。Pythonで開発するための便利な機能がつまったライブラリやフレームワークも豊富にあり、効率よくプログラミングをすることができます。また、独学で学ぶ人のためのコミュニティも活発なので、分からないことも多くの利用者からの回答が得られるなど、独学でも勉強しやすい環境があります。

4.プログラミング言語のおすすめの勉強方法

プログラミング言語はたくさんありますが、初心者におすすめのプログラミング言語はPythonです。Pythonは英語のように自然な言葉に近い書き方ができるため、文法がシンプルで覚えやすいという特徴があります。
実際にコードを書いて動かしてみることで、より理解が深まります。例えば簡単な計算プログラムを作ったり、Webサイトの簡単なページを作ったりすることで、どのコードがどの動きをしているのかが理解しやすくなります。また、誰かと一緒に学ぶことも挫折しないコツです。コミュニティに参加すれば、同じようにプログラミングを学んでいる人と交流したり、分からないことがあれば質問したり、お互いに気持ちを高めていけます。

関連リンク:http://hallo.jp/column/post-1001/

5.プログラミングの勉強で挫折しないための方法とは?

プログラミングの勉強のポイントは自分にあった学習プランで、コツコツと地道にやることです。また、仕事で使えるレベルのプログラミングを習得するには1000時間かかるともいわれています。いかに効率よくやるのかも重要になってきます。そこで、次からプログラミングの勉強で挫折しないための方法について解説していきます。

5-1.自分にあったレベルで学習する

途中でプログラミングの学習を投げ出さないコツは、高すぎる目標を設定しないことです。初心者のうちからいきなり実践レベルの目標を設定してしまうと、自分の現在の実力とのギャップが大きくなり、挫折しやすくなります。その結果、途中で「自分にはプログラミングは無理だ」と投げ出してしまうのです。目標を設定する際は、「今の自分の実力に対して適切かどうか」を意識することが大切です。

まずは、簡単な目標を設定することをおすすめします。簡単な目標であれば、すぐにクリアすることが可能です。その結果、自分のなかに成功体験ができます。少しずつ成功体験を積んでいけば「やればできる!」といった勉強へのモチベーションや自信につながります。つまり、勉強が長続きしやすくなるのです。とはいえ、実力をつけるためには簡単なものばかりやっていては意味がありません。実力がつくごとに少しずつ目標も上げていきましょう。そして、学習の終盤で高い目標にチャレンジしてみるのです。勉強も終盤までくると、かなり実力がついています。

また、「あと少しでマスターできる」という状況であることから、モチベーションを維持したまま、目標に向かって勉強することができるでしょう。

5-2.プログラミング教室に通う

プログラミング習得までの時間を短縮したいなら、プログラミング教室に通うのが効率よい選択と言えます。
教室に通うと、教材や学習計画もそれぞれのレベルや習熟度に合わせて相談しながら効率よく進めていけます。時間や回数が決められていることがあります。

また、独学の場合は一度つまずいてしまうと、そこで挫折してしまうこともあります。教室に通っていれば、専門知識を持った講師に質問したり、同じ目的を持ったほかの受講生と相談したりすることでつまずきにくい環境があります。
プログラミング教室に通うことは、独学と比べて学ぶ時間の短縮とよりプログラミングへの理解を深めることがメリットになります。

子どものうちからプログラミングを習得するならプログラミング教育 HALLO

プログラミングの習得は基礎を身につけるだけでも大変です。エンジニアとして働くレベルになると、さらに膨大な時間がかかるでしょう。そのため、子どものうちからプログラミング学習を始め、事前準備をしておくことをおすすめします。創造性が育つといった副次的な要素も期待できるでしょう。

子どものうちは独学でプログラミング学習をすることは難しいので、プログラミング教室に通って学ぶのがベストです。プログラミング教育 HALLOでは、子どもが楽しく夢中になれるカリキュラムを数多く用意しています。オリジナル教材「Playgram」を使い、ゲームで遊ぶ感覚で実用レベルのコーディングまで身につけることができ、一人ひとりに個別最適化したレッスンを受けられます。

まとめ

プログラミングの学習時間は、目指すレベルで異なってきますが、入門レベルでも数か月かかります。言語によっても異なり、Pythonのように初心者向けの言語なら比較的短期間で習得も可能です。プログラミング習得に大切なのは、目標を設定して毎日続けて学習することです。挫折しないためにも、コミュニティに参加したり、プログラミング教室に通ったりすることも考え、少しずつステップアップしていきましょう。

執筆者:プログラミング教育HALLOコラム編集部

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